明日は、西では新春伝統の古馬重賞である日経新春杯、東では3歳中距離重賞の京成杯が行われます。
本来の京都競馬場で4年ぶりに行われる伝統の一戦、日経新春杯。今年のメンバーは明け4歳勢に昨年のクラシック戦線での活躍馬が多く、これら4歳馬を中心としたレースとなりそうです。古馬G1戦線に名乗りを上げるのはどの馬か、今後の路線を占ううえで楽しみな一戦です。
京成杯は年末のホープフルSと条件が重なるため層の薄いメンバー構成になりがちなのですが、昨年はソールオリエンスがここからクラシックの主役を務める存在へと羽ばたきました。今年も2戦2勝馬をはじめ好メンバーが揃い、昨年に続く出世レースになりそうな予感です。
それではいつものように解析結果を見ていきましょう。
ランク付けは下記の通りです。
「A」 買える馬 (期待回収率90%超)
「A’」 AとBの中間 (同 約85%)
「B」 平均的な馬 (同 約80%)
「B’」 BとCの中間 (同 約75%)
「C」 危険な馬 (同 70%未満)
期待回収率が高い A → A’ → B → B’ → C 期待回収率が低い
2023年の参考実績はこちらの記事をご覧ください。
【最強】競馬ブログランキング
武蔵野Sは◎△▲、デイリー杯は▲△◎でダブル的中!
重賞予想印は↓こちら
2024/1/14(日) 京都11R 日経新春杯(G2) 芝2400m
1 | リレーションシップ | 高田潤 | C |
---|---|---|---|
2 | ナイママ | 和田竜二 | C |
3 | インプレス | 角田大河 | C |
4 | リビアングラス | 田口貫太 | A |
5 | レッドバリエンテ | 西村淳也 | B |
6 | ディアスティマ | 北村友一 | A’ |
7 | ハーツコンチェルト | 松山弘平 | B |
8 | ブローザホーン | 菅原明良 | A |
9 | カレンルシェルブル | 武豊 | B |
10 | ハーツイストワール | 田辺裕信 | C |
11 | ヒンドゥタイムズ | ルメートル | A’ |
12 | シンリョクカ | 木幡初也 | B’ |
13 | サヴォーナ | 池添謙一 | B’ |
14 | サトノグランツ | 川田将雅 | A’ |
A評価となったのはリビアングラス、ブローザホーンの2頭です。
リビアングラスは菊花賞で4着に入ったスタミナが持ち味で、前走は控えて切れ味勝負となり持ち味を活かせませんでした。ルーキー田口騎手配置は前走の轍を踏むまいと何が何でも行く気の陣営の意思を示すものでしょう。行き切りさえすれば54kgも相まって粘り込みは十分です。
ブローザホーンの前走は心房細動とのことで、後遺症の心配はないでしょう。距離を伸ばしてからの躍進は目を見張るものがあり、2400m前後ではまだ底を見せていません。改めて高い能力を示すための再始動の舞台として、またとない条件が整いました。
A’で続くのはディアスティマ、ヒンドゥタイムズ、サトノグランツの3頭。人気どころのC評価こそいませんが、前日1番人気のサヴォーナがB’と心もとない評価となっています。
2024/1/14(日) 中山11R 京成杯(G3) 芝2000m
1 | ニシノフィアンス | 三浦皇成 | B |
---|---|---|---|
2 | バードウォッチャー | ルメール | A |
3 | レイデラルース | 石橋脩 | B |
4 | エコロマーズ | 内田博幸 | C |
取消 | |||
6 | アーバンシック | 横山武史 | B |
7 | ロードヴェスパー | 横山和生 | B |
8 | ハヤテノフクノスケ | 岩田望来 | C |
9 | アスクナイスショー | 大野拓弥 | B |
10 | コスモブッドレア | 石川裕紀人 | A’ |
11 | マイネルフランツ | 津村明秀 | A |
12 | グローリーアテイン | 戸崎圭太 | A’ |
13 | ドゥレイクパセージ | キング | B’ |
14 | ダノンデサイル | 横山典弘 | C |
15 | ジュンゴールド | 坂井瑠星 | C |
A評価となったのはバードウォッチャー、マイネルフランツの2頭です。
バードウォッチャーは母が3冠牝馬のアパパネ、姉に秋華賞馬アカイトリノムスメを持ち、活躍を約束された血統と言えます。前走は届かなそうな位置から上がり33.5で突き抜ける強い内容。高齢となった父は既に孫がG1を制していますが、晩年の大物として名を揚げることが出来るでしょうか。
マイネルフランツはラフィアン御用達のゴールドシップ産駒ですが、3代母が類稀なるスピードを示したダイイチルビー。そのおかげかこの3戦とも上がり34秒前半を駆使しており、スタミナ型の父にしては切れを備えたタイプと見ていいかもしれません。華麗なる一族の血を現代に蘇らせる存在となれるでしょうか。
A’で続くのがコスモブッドレア、グローリーアテイン。前日オッズではブレイク中のスワーヴリチャード産駒アーバンシックが人気ですが、平均的なB評価です。人気上位のジュンゴールド、ハヤテノフクノスケがいずれもC評価ということで、多少の波乱を想定した馬券とすることも一考です。
出走全馬の予測回収率 5段階評価
《note》で好評公開中です!
回収率100%超狙いの特選馬も!
【note版】はこちら
レジまぐ版も開始しました