明日は3年ぶりの京都開催で再開後初の重賞となるマイラーズCと、東京ではオークスのトライアルレース、フローラSが行われます。
マイラーズCは多数の名マイラーが制して来た由緒ある重賞で、近年も多数のG1級の馬が参戦し、勝利しています。今年はシュネルマイスターが唯一のG1馬ですが、果たしてG1馬の貫禄を示すことができるでしょうか。絶好の馬場でのスピード比べが見ものです。
混戦模様のフローラSとあわせて、期待回収率の解析結果を見ていきます。
ランク付けは下記の通りです。
「A」 買える馬 (期待回収率90%超)
「A’」 AとBの中間 (同 約85%)
「B」 平均的な馬 (同 約80%)
「B’」 BとCの中間 (同 約75%)
「C」 危険な馬 (同 70%未満)
期待回収率が高い A → A’ → B → B’ → C 期待回収率が低い
2022年の参考実績はこちらの記事をご覧ください。
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重賞予想印は↓こちら
2023/4/23(日) 京都11R マイラーズC(G2) 芝1600m
1 | グラティアス | Mデムーロ | B |
---|---|---|---|
2 | トリプルエース | 団野大成 | C |
3 | ジャスティンスカイ | 川田将雅 | B |
4 | サヴァ | 松若風馬 | B |
5 | ゴールデンシロップ | 藤岡佑介 | B |
6 | ダイメイフジ | 池添謙一 | C |
7 | ガイアフォース | 西村淳也 | A |
8 | マテンロウオリオン | 横山典弘 | C |
9 | ザイツィンガー | 北村友一 | C |
10 | シュネルマイスター | ルメール | B |
11 | ビーアストニッシド | 岩田康誠 | A’ |
12 | キングエルメス | 坂井瑠星 | A’ |
13 | シャイニーロック | 酒井学 | B |
14 | エアロロノア | 武豊 | B’ |
15 | ソウルラッシュ | 松山弘平 | B |
ガイアフォースがA評価となりました。
昨年夏の小倉でのレコード勝ち、続くセントライト記念でアスクビクターモアを破り、破竹の勢いかと思いきや菊花賞、AJCCと期待を裏切る走りが続いています。昨年夏の走りからは実力は確かのはずで、距離や馬場が合わなかったと見るべきでしょう。開幕週の速い馬場で実力発揮といきたいところです。
A’にはビーアストニッシド、キングエルメスの2頭が挙がりました。人気上位で評価が低いのはマテンロウオリオンです。
2023/4/23(日) 東京11R フローラS(G2) 芝2000m
1 | ブライトジュエリー | 鮫島克駿 | B |
---|---|---|---|
2 | ソーダズリング | 戸崎圭太 | B |
3 | マンマリアーレ | 吉田豊 | C |
4 | クイーンオブソウル | 津村明秀 | A’ |
5 | アウフヘーベン | 太宰啓介 | C |
6 | キミノナハマリア | 鮫島良太 | A’ |
7 | ゴールデンハインド | 菅原明良 | A’ |
8 | イトカワサクラ | 大野拓弥 | A |
9 | レシプロシティ | 和田竜二 | B |
10 | バロッサヴァレー | 石橋脩 | C |
11 | ドゥムーラン | レーン | A’ |
12 | ティファニードンナ | 北村宏司 | C |
13 | コイニョウボウ | 田辺裕信 | B |
14 | イングランドアイズ | 横山和生 | B |
15 | ピクシレーション | 横山武史 | B’ |
A評価となったのはイトカワサクラです。
デビュー戦の未勝利戦を4角12番手からの差し切り勝ちで飾りました。道中ずっと外を回っておりロスはあったはずですがそれをものともしない直線の伸び脚で、素質はかなり高いものがありそうです。今日の府中は外が伸びる馬場でしたので、直線で大外に出してどれだけ伸びるかというところでしょうか。
続くA’がクイーンオブソウル、キミノナハマリア、ドゥムーランの3頭。人気は割れていますが、上位人気はB以上の評価が多くなっており、評価からは波乱のムードは感じられません。
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