無敗の2歳王者ダノンプレミアムの回避により、牡馬クラシック第一弾の皐月賞は一気に混戦模様となりました。
加えて、今夜から予想される雨模様も予想の難しさに拍車をかけます。頭を悩ませている方も多いことでしょう。
そんな中で、回収率の観点から推奨される馬を解析した結果を公開します。
どの馬が馬券的な狙い目と判断されているのでしょうか、結果を見ていきましょう。
ランク付けは下記の通りです。
「A」 買える馬 (期待回収率90%超)
「A’」 AとBの中間 (同 約85%)
「B」 平均的な馬 (同 約80%)
「B’」 BとCの中間 (同 約75%)
「C」 危険な馬 (同 70%未満)
期待回収率が高い A → A’ → B → B’ → C 期待回収率が低い
参考実績は過去の記事をご覧ください。
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月刊誌「競馬最強の法則」監修
2018/4/15(日) 中山11R 皐月賞(G1) 芝2000m
1 | タイムフライヤー | 内田博幸 | C |
---|---|---|---|
2 | ワグネリアン | 福永祐一 | A’ |
3 | ジャンダルム | 武豊 | A’ |
4 | スリーヘリオス | 柴田善臣 | B’ |
5 | キタノコマンドール | Mデムーロ | C |
6 | アイトーン | 国分恭介 | B’ |
7 | エポカドーロ | 戸崎圭太 | A’ |
8 | ケイティクレバー | 浜中俊 | B |
9 | オウケンムーン | 北村宏司 | B’ |
10 | ジェネラーレウーノ | 田辺裕信 | B |
11 | マイネルファンロン | 柴田大知 | B |
12 | グレイル | 岩田康誠 | B’ |
13 | ダブルシャープ | 和田竜二 | B’ |
14 | サンリヴァル | 藤岡佑介 | A’ |
15 | ステルヴィオ | ルメール | B |
16 | ジュンヴァルロ | 大野拓弥 | B’ |
A評価は出ませんでしたが、A’評価が人気どころの中から出ています。ワグネリアン、ジャンダルム、エポカドーロ、サンリヴァルの4頭です。
明日は道悪の競馬が予想されますが、過去の記事(「重馬場・不良馬場での枠番成績の傾向」)でも述べているとおり、芝で道悪となった場合は、内枠の有利さが拡大する傾向にあります。特にサンリヴァル以外の3頭はそのメリットを享受できそうですので、評価を下げることは禁物でしょう。
対して評価が低い組では、タイムフライヤーとキタノコマンドールの2頭がC評価となっています。この2頭も内枠ですが、他のファクターも含めた結果、低い評価となりました。オウケンムーン、グレイルあたりもB’とあまり評価が高くありません。
なおステルヴィオは平均的なB評価となっています。
2018/4/15(日) 阪神11R アンタレスS(G3) ダ1800m
1 | グレイトパール | 川田将雅 | A’ |
---|---|---|---|
2 | ナムラアラシ | 幸英明 | B |
3 | ディアデルレイ | 勝浦正樹 | C |
4 | メイショウウタゲ | 北村友一 | B’ |
5 | トップディーヴォ | 横山典弘 | B’ |
6 | マイティティー | 岩崎翼 | C |
7 | ロンドンタウン | 松岡正海 | B’ |
8 | アルタイル | 小崎綾也 | B |
9 | コスモカナディアン | 丹内祐次 | A |
10 | アスカノロマン | 太宰啓介 | A’ |
11 | メイショウスミトモ | 古川吉洋 | B |
12 | ユラノト | 藤岡康太 | B’ |
13 | クインズサターン | 四位洋文 | B’ |
14 | モンドインテロ | 池添謙一 | B |
15 | ミツバ | 松山弘平 | C |
16 | マイネルバサラ | 松若風馬 | A’ |
阪神メインのアンタレスSも見ていきましょう。
A評価はコスモカナディアン。前走も小差5着とG3クラスでは常に警戒が必要です。テイエムジンソクに食らいついた東海Sと同じ丹内騎手で、ここでも侮ることは禁物です。
人気どころでは1年ぶりのグレイトパールがA’で、ここでも上位の評価が必要になるでしょう。オープン2連勝中のナムラアラシもBと平均的です。
人気組ではミツバが評価が伸びずC評価でした。
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