いよいよ12月を迎え、今年の競馬もラストスパートに入りました。今週は中央ダートの年間王者決定戦、チャンピオンズCが行われます。
昨年はテーオーケインズが6馬身差の圧勝で、世代交代を印象付けました。今年はサウジ遠征の大敗、帝王賞の不可解な敗戦と思ったほどの活躍とはいきませんでしたが、秋にJBCクラシックを制し健在を示しました。これに挑むのはダート転向で台頭してきたキングカメハメハ産駒2騎に3頭の3歳馬、そして短距離路線から転戦してきたシャマルなど。王座防衛となるのか、それとも打倒王者を果たす馬がいるのか、今年のダート総決算となる注目の一戦です。
それでは両レースの期待回収率の解析結果を見ていきます。
ランク付けは下記の通りです。
「A」 買える馬 (期待回収率90%超)
「A’」 AとBの中間 (同 約85%)
「B」 平均的な馬 (同 約80%)
「B’」 BとCの中間 (同 約75%)
「C」 危険な馬 (同 70%未満)
期待回収率が高い A → A’ → B → B’ → C 期待回収率が低い
2021年の参考実績はこちらの記事をご覧ください。
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2022/12/4(日) 中京11R チャンピオンズC(G1) ダ1800m
1 | グロリアムンディ | ムーア | B’ |
---|---|---|---|
2 | サンライズホープ | 幸英明 | C |
3 | ハピ | 横山典弘 | B |
4 | スマッシングハーツ | 鮫島克駿 | C |
5 | ジュンライトボルト | 石川裕紀人 | C |
6 | レッドガラン | 斎藤新 | B |
7 | オーヴェルニュ | ルメール | B |
8 | サンライズノヴァ | 松若風馬 | B’ |
9 | ノットゥルノ | 武豊 | C |
10 | クラウンプライド | 福永祐一 | B |
11 | バーデンヴァイラー | レーン | C |
12 | テーオーケインズ | 松山弘平 | A |
13 | シャマル | 川田将雅 | A |
14 | タガノビューティー | 石橋脩 | B’ |
15 | サクラアリュール | 酒井学 | B’ |
16 | レッドソルダード | 丸山元気 | A’ |
A評価はテーオーケインズ、シャマルの2頭です。
昨年の覇者テーオーケインズが堂々のA評価となりました。前走JBCクラシックは活きのいい3歳馬を相手に、堂々の横綱相撲といった内容での完勝でした。負ける場面があるとすれば内で包まれるパターンですが、外目の枠を引きその不安もなさそうです。人気ですが軸は不動と見て良さそうです。
シャマルは1200→1400→1600と距離を伸ばしながらここに挑んできました。血統的には1800でも全く問題ないと思われます。前走は差す競馬で最後まで脚を使っており、脚質の幅も広がりました。リーディングトップの川田騎手への乗り替わりは勝負度合いの高さを感じさせます。伸び盛りの4歳馬が上昇度で王者に挑戦状を叩きつけます。
続くA’は人気薄のレッドソルダード1頭です。評価の低い人気馬はジュンライトボルト、ノットゥルノの2頭。B評価以上は7頭ですので、馬券は比較的絞りやすそうです。
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