土曜日は中山で古馬G2の日経賞、阪神では3歳馬による重賞の毎日杯が行われます。
日経賞は天皇賞春の前哨戦として歴史ある一戦です。昨年は3着だったワールドプレミアが本番を制し、一昨年も３着のスティッフェリオが本番で2着となるなど、関係性も依然として健在です。今年は昨年の菊花賞馬タイトルホルダーが参戦し、その実績から中心視されています。
毎日杯はG3ながらレベルの高い一戦として有名で、過去にも多数の名馬がここを制して後にG1制覇を果たしています。昨年はシャフリヤールがダービーの頂点まで上り詰めたのは記憶に新しいところ。今年も未来の頂点へ羽ばたく馬がいるのか、目が離せない一戦です。
それでは両レースの期待回収率の解析結果を見ていきます。
ランク付けは下記の通りです。
「A」 買える馬 （期待回収率90％超）
「A’」 AとBの中間 （同 約85％）
「B」 平均的な馬 （同 約80％）
「B’」 BとCの中間 （同 約75％）
「C」 危険な馬 （同 70％未満）
期待回収率が高い A → A’ → B → B’ → C 期待回収率が低い
2021年の参考実績はこちらの記事をご覧ください。
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2022/3/26（土） 中山11R 日経賞（G2） 芝2500m
| 1 | ディバインフォース | 田辺裕信 | B’ |
|---|---|---|---|
| 2 | ハヤヤッコ | 大野拓弥 | C |
| 3 | エフェクトオン | 菅原明良 | B’ |
| 4 | サクラアリュール | 丸山元気 | C |
| 5 | ワイドエンペラー | 津村明秀 | A’ |
| 6 | ボッケリーニ | 浜中俊 | B |
| 7 | ヒートオンビート | 池添謙一 | B |
| 8 | クレッシェンドラヴ | 内田博幸 | A’ |
| 9 | ランフォザローゼス | 田中勝春 | B’ |
| 10 | トラストケンシン | 和田竜二 | B |
| 11 | タイトルホルダー | 横山和生 | B |
| 12 | アサマノイタズラ | 横山武史 | B |
| 13 | ラストドラフト | 三浦皇成 | B |
| 14 | ウインキートス | 丹内祐次 | A’ |
| 15 | スマイル | 石橋脩 | B |
A評価はおらず、続くA’がワイドエンペラー、クレッシェンドラヴ、ウインキートスの3頭です。
人気のタイトルホルダーはBと平均的な評価で、特に嫌う要素はありません。
Cとなったのも人気薄の2頭のみで、全体的に各馬の評価の差が少ない一戦です。
2022/3/26（土） 阪神11R 毎日杯（G3） 芝1800m
| 1 | ドゥラドーレス | 戸崎圭太 | A’ |
|---|---|---|---|
| 2 | コマンドライン | 岩田望来 | B |
| 3 | セイウンハーデス | 幸英明 | C |
| 4 | ピースオブエイト | 藤岡佑介 | B |
| 5 | ホウオウプレミア | 岩田康誠 | B |
| 6 | リアド | 福永祐一 | B’ |
| 7 | ベジャール | 藤岡康太 | B’ |
| 8 | テンダンス | 鮫島克駿 | C |
| 9 | スーサンアッシャー | 横山典弘 | B |
| 10 | ディープレイヤー | 松若風馬 | B |
このレースもA評価の馬は不在で、続くA’に挙がったのがドゥラドーレスです。
2冠馬の父も制したセントポーリア賞を3馬身突き放す好内容で勝利。母系もウインドインハーヘアに遡る名牝系で、大物感が漂います。ここを制するようならダービーの有力候補に躍り出てくることは確実で、レース内容が楽しみな存在です。
5億円の評判馬リアドはB’と平均より若干低めの評価。人気どころで評価が低いのはテンダンスです。
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