【重賞期待値ランク】 3/20(日)阪神大賞典、スプリングS

明日は伝統の長距離G2阪神大賞典と、皐月賞トライアルのスプリングSが行われます。

過去幾多の名ステイヤーが春の盾のステップレースに選んだ阪神大賞典ですが、近年は強いステイヤーが不在で豪華メンバーもなることも少なくなりました。今年は昨年の覇者で有馬記念2着のディープボンドが断然人気も当然といったメンバー構成です。

スプリングSも近年は世代トップクラスが出ることは少なく、本番との関連性も薄くなってきているレースです。重賞馬もおらず抜けた馬不在で、混戦模様の一戦です。

それでは両レースの期待回収率の解析結果を見ていきます。

ランク付けは下記の通りです。
「A」 買える馬  (期待回収率90%超)
「A’」 AとBの中間 (同 約85%)
「B」 平均的な馬 (同 約80%)
「B’」 BとCの中間 (同 約75%)

「C」 危険な馬  (同 70%未満) 

期待回収率が高い  A → A’ → B → B’ → C 期待回収率が低い

2021年の参考実績はこちらの記事をご覧ください。

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2022/3/20(日) 阪神11R 阪神大賞典(G2) 芝3000m

1 ダンビュライト 松若風馬 B
2 シロニイ 荻野極 C
3 シルヴァーソニック 川田将雅 B’
4 トーセンカンビーナ 石川裕紀人 C
5 ゴースト 鮫島克駿 B
6 キングオブドラゴン 坂井瑠星 B
7 アイアンバローズ 石橋脩 B
8 ユーキャンスマイル 藤岡佑介 B’
9 マカオンドール 吉田隼人 B
10 マンオブスピリット 池添謙一 B
11 ディープボンド 和田竜二 A
12 アドマイヤアルバ 原田和真 B’
13 サンアップルトン 松岡正海 B




昨年の覇者ディープボンドが堂々のA評価となりました。

昨年は距離が短かった金杯とフランス凱旋門賞を除けば、古馬長距離路線のトップクラスと言っていい戦績を残しました。特にこの阪神大賞典は好位から5馬身差の圧勝と、ステイヤーの資質を見せつけた一戦でした。悲願のG1獲りへ向けて、ここはどんな勝ち方をするかが焦点というところでしょう。

A’はおらず相手は意外と絞りにくいのですが、B評価の人気薄にも気を配りたいところです。

評価の低い人気馬はトーセンカンビーナです。

2022/3/20(日) 中山11R スプリングS(G2) 芝1800m

1 ビーアストニッシド 岩田康誠 B’
2 エンギダルマ 丸山元気 B’
3 サトノヘリオス 岩田望来 C
4 グランドライン 三浦皇成 C
5 サノラキ 大野拓弥 A
6 ドーブネ 武豊 C
7 ディオ 戸崎圭太 A’
8 アサヒ 田辺裕信 B’
9 ソリタリオ 横山武史 A’
10 アルナシーム 福永祐一 A’
11 トーセンヴァンノ 田中勝春 B’
12 アライバル ルメール B
13 オウケンボルト Mデムーロ B




A評価となったのはサノラキです。

ここまでダートを3戦して前走初勝利を挙げたばかり。いきなり芝の重賞は常識的には苦しいところですが、血統的には代々芝向きの血で構成されていますので、芝適性さえあれば善戦の可能性もありそうです。

A’で続くのがディオ、ソリタリオ、アルナシーム。Aのサノラキはさすがに軸にはしにくいため、軸を選ぶならこの中からとなりそうです。

前日では1番人気のアサヒがB’とやや低めの評価。人気どころのC評価はサトノヘリオス、ドーブネの2頭です。

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