【重賞期待値ランク】 3/13(日)金鯱賞、フィリーズR

明日は中京で金鯱賞、阪神でフィリーズレビューの2重賞が行われます。

金鯱賞は例年、大阪杯や香港を睨む大物の参戦も多く、G2では屈指のレースレベルを誇ります。今年もG1馬2頭に加え、4連勝中のジャックドールの参戦で、今後のG1戦線を占ううえでの大事な一戦となります。

フィリーズレビューは桜花賞トライアルではあるものの、5年前のレーヌミノルを除き近年ほとんど本番での好走例がなく、むしろ後のスプリント路線で活躍する馬を輩出している印象です。マイルにスプリント、更にはダートとさまざまな路線からの参戦で力の比較が難解な一戦です。

それでは両レースの期待回収率の解析結果を見ていきます。

ランク付けは下記の通りです。
「A」 買える馬  (期待回収率90%超)
「A’」 AとBの中間 (同 約85%)
「B」 平均的な馬 (同 約80%)
「B’」 BとCの中間 (同 約75%)

「C」 危険な馬  (同 70%未満) 

期待回収率が高い  A → A’ → B → B’ → C 期待回収率が低い

2021年の参考実績はこちらの記事をご覧ください。

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2022/3/13(日) 中京11R 金鯱賞(G2) 芝2000m

1 ショウナンバルディ 岩田康誠 A
2 ギベオン 西村淳也 B
3 ジャックドール 藤岡佑介 B
4 ソフトフルート 岩田望来 B
5 ポタジェ 吉田隼人 B’
6 アカイイト 幸英明 B’
7 シャドウディーヴァ 福永祐一 A’
8 アラタ 大野拓弥 C
9 シフルマン 荻野極 C
10 レイパパレ 川田将雅 B
11 ステラリア Mデムーロ B
12 ランブリングアレー 藤岡康太 C
13 サンレイポケット 鮫島克駿 B




A評価となったのはショウナンバルディです。

オープン入り後、重賞での上位入着も何度かありましたが、前々走中日新聞杯でついに重賞制覇を果たしました。負かしたアフリカンゴールドやキングブコージがその後重賞を勝っており、決してフロックとは言えないでしょう。今回は同じ脚質のジャックドール、レイパパレの思惑次第というところはありますが、スムーズな逃げなら侮れない存在には違いありません。

A’で続くのがシャドウディーヴァです。人気どころはB評価が多く、強く推せるほどではありません。有力どころの逃げ先行馬の動向も読みにくく、馬券は買いづらい一戦です。

評価の低い人気馬はアラタです。

2022/3/13(日) 阪神11R フィリーズレビュー(G2) 芝1400m

1 アドヴァイス 和田竜二 C
2 ナムラクレア 浜中俊 B’
3 マイシンフォニー 武豊 A’
4 サブライムアンセム 池添謙一 A’
5 ラブリネスオーバー 松若風馬 B
6 アネゴハダ 酒井学 A
7 コンクパール 泉谷楓真 B’
8 テイエムスパーダ 国分恭介 A
9 ブッシュガーデン 富田暁 B’
10 キミワクイーン 内田博幸 C
11 ゼロドラゴン 横山典弘 C
12 スリーパーダ 坂井瑠星 C
13 サウンドクレア 団野大成 B’
14 ウィリン 菱田裕二 B
15 モチベーション 秋山稔樹 B




A評価となったのはアネゴハダ、テイエムスパーダの2頭です。

アネゴハダは今回と同コースの1勝クラスを勝っての参戦。直線一瞬狭くなった場面を切り抜け、内から差し切った瞬発力は重賞でも通じるものを感じさせました。馬場状態を考慮すれば時計も上々で、ここでも十分勝ち負けを期待できそうです。

テイエムスパーダは小倉ばかり使われて3戦2勝。差し優位の馬場で先行して3馬身突き放した前走内容は能力の確かさの証明です。平坦が良さそうな印象はありますが、人気のナムラクレアと接戦している実績もありますので、軽視は禁物です。

続くA’評価にはマイシンフォニーが挙がりました。人気の中心ナムラクレアはB’とやや心許ない評価です。人気どころではキミワクイーンが低評価となっています。

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