【重賞データ公開】　4/25（日）マイラーズC、フローラS

明日は東西でG1へのステップとなる重賞が行われます。

西のマイラーズCは安田記念の前哨戦としておなじみの伝統の一戦です。今年はG1馬不在でレベルはさほど高いわけではありませんが、本番と同距離ということで注目の必要性が高いレースには違いありません。

東で行われるのはオークストライアルのフローラS。本番への切符をかけて3歳牝馬の素質馬が一同に集い、力のこもった熱戦が期待できます。

それでは両レースの期待回収率の解析結果を見ていきます。

ランク付けは下記の通りです。
「A」　買える馬　　（期待回収率90％超）
「A’」　AとBの中間 （同　約85％）
「B」　平均的な馬　（同　約80％）
「B’」　BとCの中間 （同　約75％）
「C」　危険な馬　　（同　70％未満） 

期待回収率が高い　　A　→　A’　→　B　→　B’　→　C　期待回収率が低い

2020年の参考実績はこちらの記事をご覧ください。

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2021/4/25（日）　阪神11R　マイラーズC（G2）　芝1600m

※　24日20:00現在、JRAの正式発表はまだですが、ケイデンスコールは古川吉洋騎手への乗り替わりと想定しての評価結果です。

A評価となったのはケイデンスコールです。

NHKマイルC2着以来長らく不振でしたが、5歳を迎えて完全復調の気配です。京都金杯、中山記念とも先行策からしっかりとした伸びを見せ、それまでの末脚勝負型からのモデルチェンジを果たしました。元々マイルはベストで、急遽の乗り替わりですが能力的には中心視したいところです。

続くA’評価となったのがパンサラッサ、カイザーミノル、エアロロノア、ザイツィンガー、ギベオンです。

評価の低い人気馬はエアスピネル、アルジャンナです。

2021/4/25（日）　東京11R　フローラS（G2）　芝2000m

A評価はユーバーレーベン、オヌール、クールキャットの3頭です。

ユーバーレーベンは阪神JFでソダシ、サトノレイナスにクビ差まで迫った馬で、出ていれば桜花賞でも上位候補の1頭だったでしょう。確実にオークスに出走するためこちらに矛先を向けました。能力上位は明らかで、ここをスッキリ勝って本番へ胸を張って参戦したいところです。

オヌールは2戦2勝、母はフランスでG1を2勝している良血馬です。先行策から確実に末脚を繰り出しており、安定性が感じられます。浅いキャリアで初の多頭数が気になるところですが、能力とレースセンスの高さで強敵突破といきたいところです。

クールキャットはチグハグな競馬のファアリーS以外は重賞でも崩れておらず、地力はここでも通用します。距離延長も血統的には歓迎材料で、ルメール確保のここは勝ち負けに絡んできる可能性も十分です。

続くA’に挙がったのがウインアグライア、ルース、メイサウザンアワー、スノーハレーション、アンフィニドールの5頭です。

AとA’が多い反面、BとB’は各1頭のみで残りはC評価と、上下に評価が割れたレースとなっています。それなりの人気どころではスノークォーツ、ジェニーアムレットの評価が低くなっています。

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