【重賞データ公開】 2/7(日)きさらぎ賞、東京新聞杯

明日は東西でそれぞれG3が組まれています。

きさらぎ賞は過去、幾多の馬がここからクラシックを賑わせてきたレースです。今年は中京2000mと例年より1ハロン距離が伸びますので、より中距離適性が問われるレースとなりそうです。

東京新聞杯は府中の1600という、スピードと持続力が高いレベルで問われるコースです。例年実力馬が集結する高レベルの一戦で、安田記念やヴィクトリアマイルへの重要な関門となっています。

それでは期待回収率の解析結果を見ていきます。

ランク付けは下記の通りです。
「A」 買える馬  (期待回収率90%超)
「A’」 AとBの中間 (同 約85%)
「B」 平均的な馬 (同 約80%)
「B’」 BとCの中間 (同 約75%)

「C」 危険な馬  (同 70%未満) 

期待回収率が高い  A → A’ → B → B’ → C 期待回収率が低い

2020年の参考実績はこちらの記事をご覧ください。

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2021/2/7(日) 中京11R きさらぎ賞(G3) 芝2000m

1 ジャンカルド 和田竜二 C
2 ラーゴム 北村友一 A
3 ヨーホーレイク 武豊 B’
4 ダノンジェネラル 川田将雅 A’
5 タガノカイ 泉谷楓真 B’
6 トーセンクライマー 荻野極 C
7 ショウナンアレス 松山弘平 A
8 アクセル 柴山雄一 B
9 ランドオブリバティ 三浦皇成 B’
10 ドゥラモンド 岩田望来 B
11 アランデル 池添謙一 C




A評価となったのはラーゴム、ショウナンアレスの2頭です。

ラーゴムは新馬勝ちの後、オープンと重賞で連続2着と世代上位の実力を示しています。成長力のあるオルフェーヴル産駒で、父もこのレースの後に一気に3冠への連勝街道が始まりました。父と同じようにクラシックの頂へ羽ばたいていけるのか、注目したいところです。

ショウナンアレスは未勝利を勝ったばかりですが、これまで3着を外したことのない安定味が魅力です。一気の相手強化にはなりますが、相手にはマークしたい存在です。

ダノンジェネラルがA’で続きます。人気のランドオブリバティ、ヨーホーレイクがいずれもB’とやや低めの評価ですので、多少の波乱も警戒したほうが良さそうです。

2021/2/7(日) 東京11R 東京新聞杯(G3) 芝1600m

1 ダイワキャグニー 内田博幸 C
2 サトノウィザード 鮫島良太 C
3 ロードマイウェイ 横山武史 B
4 カテドラル 田辺裕信 A’
5 トライン 横山典弘 C
6 プロディガルサン 藤岡佑介 A’
7 ショウナンライズ 大野拓弥 C
8 ニシノデイジー 勝浦正樹 B
9 サトノアーサー 坂井瑠星 C
10 カラテ 菅原明良 B
11 シャドウディーヴァ 岩田康誠 A
12 トリプルエース ルメール A
13 ヴァンドギャルド 福永祐一 A
14 エントシャイデン 川須栄彦 B’
15 エメラルファイト 石川裕紀人 B
16 サトノインプレッサ 戸崎圭太 B




A評価はシャドウディーヴァ、トリプルエース、ヴァンドギャルドの3頭です。

シャドウディーヴァは昨年の2着馬で、府中は3度の重賞2着と相性が良い舞台です。昨秋のG1のあとはここ一本に絞っての参戦で、悲願の重賞制覇を果たす可能性も十分ありそうです。

トリプルエースは2、3歳時重賞で入着級の実績があり、昨秋以降は条件戦を順調に勝ち上がってきました。力的にここでも通用するものはありそうですが、何と言ってもルメール騎手を確保できたというのが強調材料になるでしょう。

ヴァンドギャルドは同じ舞台のG2富士Sを制しており、実績的にはここでは一枚上の存在で、軸としての信頼度は高そうです。ここを楽に勝てるようならG1も見えて来るでしょう。更に上を目指すための一戦と言えそうです。

続くA’はカテドラル。前日発売の上位人気が順当に評価上位を占めており、波乱の可能性は低そうです。評価の低い人気馬はダイワキャグニー、サトノウィザードです。

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