【重賞データ公開】 12/8(日)阪神JF、カペラS

暮れのG1もあと4戦。今週からは2歳G1が続き、来年のクラシックへ思いを馳せる時期となりました。

明日の阪神ジュベナイルフィリーズは重賞1、2着を経験の4頭が中心の前評判。中でも桁外れの内容で2連勝中のリアアメリアが人気を集めています。来春の桜花賞へ、そしてオークスへ、視界の広がるレースとなるでしょうか。

藤田菜七子騎手のJRA初重賞制覇の期待がかかる中山のダート短距離重賞カペラSとあわせ、解析結果を見ていきます。

ランク付けは下記の通りです。
「A」 買える馬  (期待回収率90%超)
「A’」 AとBの中間 (同 約85%)
「B」 平均的な馬 (同 約80%)
「B’」 BとCの中間 (同 約75%)

「C」 危険な馬  (同 70%未満) 

期待回収率が高い  A → A’ → B → B’ → C 期待回収率が低い

2018年の参考実績はこちらの記事をご覧ください。

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2019/12/8(日) 阪神11R 阪神ジュベナイルF(G1) 芝1600m

1 ヤマカツマーメイド 武豊 B
2 カワキタアジン 鮫島克駿 C
3 ウーマンズハート ビュイック A
4 レシステンシア 北村友一 A
5 ボンボヤージ 岩田望来 B
6 クリスティ 福永祐一 A’
7 ロータスランド 藤岡康太 B
8 オータムレッド 松山弘平 B
9 マルターズディオサ 田辺裕信 B’
10 クラヴァシュドール 藤岡佑介 B
11 ルーチェデラヴィタ 池添謙一 C
12 ヒメサマ 川須栄彦 C
13 ジェラペッシュ 幸英明 C
14 スウィートメリナ 和田竜二 C
15 リアアメリア 川田将雅 B
16 エレナアヴァンティ 岩田康誠 C




A評価となったのはウーマンズハート、レシステンシアの2頭です。

ウーマンズハートはデビュー戦が衝撃の上がり3F32.0での快勝。新潟2歳Sも前有利の流れを3F32.6の末脚で断ち切りました。追い込みの脚比べになることが多いこのレースの特性にも合っていそうです。

レシステンシアは反対に、先行策からの息の長い末脚が持ち味です。差し優位の流れを2番手から抜け出して抑え切った前走ファンタジーSは着差以上の強さでした。流れが落ち着くようだとこの馬の前残りも大いにありそうです。

続くA’にクリスティ。リアアメリア、クラヴァシュドールといった人気勢もB評価と標準的ですので、上位人気馬による順当な決着が濃厚です。

2019/12/8(日) 中山11R カペラS(G3) ダ1200m

1 ドリュウ Mデムーロ C
2 ビップライブリー 北村宏司 C
3 ヒザクリゲ 石橋脩 C
4 ゴールドクイーン 古川吉洋 B
5 ハングリーベン 野中悠太郎 C
6 ダノングッド 矢野貴之 C
7 コパノキッキング 藤田菜七子 B
8 シャインヴィットゥ 田中勝春 B’
9 オウケンビリーヴ 横山典弘 B’
10 レッドアネラ 内田博幸 C
11 ハニージェイド 柴山雄一 C
12 テーオージーニアス 丸山元気 A
13 タテヤマ 大野拓弥 B’
14 シュウジ 三浦皇成 A’
15 ヒロシゲゴールド 津村明秀 A
16 オールドベイリー 武藤雅 A




A評価はテーオージーニアス、ヒロシゲゴールド、オールドベイリーです。

テーオージーニアスはここに来て末脚に磨きがかかり、コンスタントに35秒前後の上がりを使えています。今日は時計が速かった中山ダートですが、新潟で速い時計での勝鞍もありますので苦にはならないでしょう。

ヒロシゲゴールドは前回はスタートで煽ったもので度外視できます。行く馬が多いので外枠は好都合。コパノキッキングとは地方で好勝負の関係ですので、人気の差を考えれば買い目には入れておく必要があるでしょう。

オールドベイリーは全くの人気薄ですが昨秋オープンを制し、昨年のこのレースでもそれなりに人気になった馬。全く足りないということはないでしょう。外枠から展開が向けばといったところです。

人気になっているゴールドクイーン、コパノキッキングはいずれもBで平均的な評価です。また人気馬で評価が低めなのはドリュウ、レッドアネラです。

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