秋のG1シリーズは今年も恒例の電撃6ハロン戦、中山のスプリンターズSからの開幕となります。
実績馬の引退が相次ぎ一気に世代交代した感のあるこの路線。このレースも人気は3、4歳勢が中心になりそうです。人気馬がここを制して一気に路線の頂点に立つのか、それとも古豪が意地を見せるシーンがあるのかどうか。G1開幕戦に相応しい好レースが期待できそうです。
それでは、期待回収率からの解析結果を見ていきましょう。
ランク付けは下記の通りです。
「A」 買える馬 (期待回収率90%超)
「A’」 AとBの中間 (同 約85%)
「B」 平均的な馬 (同 約80%)
「B’」 BとCの中間 (同 約75%)
「C」 危険な馬 (同 70%未満)
期待回収率が高い A → A’ → B → B’ → C 期待回収率が低い
2018年の参考実績はこちらの記事をご覧ください。
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2019/9/29(日) 中山11R スプリンターズS(G1) 芝1200m
1 | アレスバローズ | 菱田裕二 | C |
---|---|---|---|
2 | ダノンスマッシュ | 川田将雅 | B’ |
3 | セイウンコウセイ | 幸英明 | B |
4 | リナーテ | 三浦皇成 | A’ |
5 | レッツゴードンキ | 岩田康誠 | B |
6 | ノーワン | 内田博幸 | C |
7 | モズスーパーフレア | 松若風馬 | A’ |
8 | タワーオブロンドン | ルメール | A’ |
9 | ディアンドル | 藤岡佑介 | A’ |
10 | ラブカンプー | 酒井学 | A’ |
11 | マルターズアポジー | 丸山元気 | B |
12 | ダイメイプリンセス | 秋山真一郎 | B |
13 | ミスターメロディ | 福永祐一 | B |
14 | ハッピーアワー | 横山典弘 | C |
15 | イベリス | 浜中俊 | C |
16 | ファンタジスト | 武豊 | A’ |
A評価はおらず、A’評価にタワーオブロンドン、モズスーパーフレア、ディアンドルなど6頭が挙がりました。
タワーオブロンドンは短距離路線への転換が功を奏しました。次第に1200mの流れに順応し、この距離3走目の前走は脚が違う感じでの圧勝。強行軍だけが少し気がかりですが、能力的には勝ち負けの可能性は高いでしょう。
モズスーパーフレアは何と言っても中山1200m特性が抜群。このコースでは前半32秒台で行っても確実に1分7秒近辺で走れるスピードがあります。小細工せず自分のペースで行ったほうがいい馬で、あとはこの馬の時計を上回れる馬がいるかどうかです。
ディアンドルは同世代相手とはいえオープン級を4連勝は立派で、初の古馬に混じった北九州記念も好内容でした。あとは初のG1での一気の相手強化がどうかでしょう。
ファンタジストは前走セントウルSで変わり身を見せての2着。やはり父の血か1200mが本領発揮の場でしょうか。前が激しくなりそうで、外枠からの差し優位の展開になれば浮上するシーンはあるでしょう。
リナーテまで含めたA’評価5頭を中心としたいところですが、抜けた存在はおらず馬券を絞るのはやや難しい感じのレースです。
出走全馬の予測回収率 5段階評価
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