明日はクラシック三冠の最終戦、菊花賞です。
「最も強い馬が勝つ」と言われる菊花賞。二度の坂越えの後の、外回りの長い直線を最後まで駆け抜けるスタミナがなければ勝つことができません。今年はダービー馬ワグネリアンこそ不在ながら春の実績馬が順調に秋を迎え、対して夏の上がり馬勢がどこまで立ち向かえるかの構図となっています。
予測回収率からの評価結果はどのようになっているのでしょうか、見ていきましょう。
ランク付けは下記の通りです。
「A」 買える馬 (期待回収率90%超)
「A’」 AとBの中間 (同 約85%)
「B」 平均的な馬 (同 約80%)
「B’」 BとCの中間 (同 約75%)
「C」 危険な馬 (同 70%未満)
期待回収率が高い A → A’ → B → B’ → C 期待回収率が低い
参考実績は過去の記事をご覧ください。
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月刊誌「競馬最強の法則」監修
2018/10/21(日) 京都11R 菊花賞(G1) 芝3000m
1 | アイトーン | 国分恭介 | C |
---|---|---|---|
2 | グレイル | 岩田康誠 | C |
3 | ブラストワンピース | 池添謙一 | A’ |
4 | ジェネラーレウーノ | 田辺裕信 | B |
5 | エポカドーロ | 戸崎圭太 | C |
6 | メイショウテッコン | 松山弘平 | A’ |
7 | ユーキャンスマイル | 武豊 | B’ |
8 | カフジバンガード | 幸英明 | A |
9 | エタリオウ | Mデムーロ | B’ |
10 | アフリカンゴールド | 松若風馬 | A |
11 | コズミックフォース | 浜中俊 | C |
12 | フィエールマン | ルメール | C |
13 | タイムフライヤー | 和田竜二 | C |
14 | グロンディオーズ | モレイラ | A |
15 | オウケンムーン | 北村宏司 | C |
16 | ステイフーリッシュ | 藤岡佑介 | B |
17 | シャルドネゴールド | 藤岡康太 | B’ |
18 | グローリーヴェイズ | 福永祐一 | A |
夏場に条件戦を制した伏兵勢に高評価が揃いました。
A評価はグロンディオーズ、アフリカンゴールド、グローリーヴェイズ、カフジバンガードの4頭です。
グロンディオーズは血統やレースぶりからスタミナの豊富さが見て取れます。信濃川特別を圧勝しての臨戦過程は、同じ父親の昨年の勝ち馬キセキもそうでした。ここでも通じる力関係だとしても何ら不思議はありません。
アフリカンゴールドも1000万勝ち組です。4月に未勝利を勝ち上がっての菊の舞台、成長力は父に通じるものがあります。父は8着でしたがそれを上回り、あっと言わせる場面があるかもしれません。
グローリーヴェイズは1600万勝ち、カフジバンガードも1000万勝ちと、いずれも伏兵の資格は十分です。あとは道中の立ち回りと長距離適性でしょう。
次いでブラストワンピース、メイショウテッコンがA’評価となっています。軸候補はここまでが望ましいと思われます。
人気勢ではエタリオウがやや心許ないB’評価、そして皐月賞馬エポカドーロはなんとC評価となっています。「乱菊」の可能性あり、を示唆する解析結果となりました。
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