明日は府中5連続G1の最終を飾る、春のマイル王決定戦、安田記念です。
ドバイターフで香港の英雄ロマンチックウォリアーを差し切ったソウルラッシュの凱旋初戦となります。徹底的にマークしたCデムーロ騎手の見事な手腕もありましたが、日本のマイル路線の王者としてここは貫禄を示したいところです。対するはマイルG1 3勝目を狙うジャンタルマンタル、そろそろ復権を示したいブレイディヴェーグ、G1の壁を打ち破りたいシックスペンスなど。他の伏兵陣も多彩で、ゴールまで目の離せない激戦必至の一戦です。
それでは期待回収率の解析結果を見ていきます。
ランク付けは下記の通りです。
「A」 買える馬 (期待回収率90%超)
「A’」 AとBの中間 (同 約85%)
「B」 平均的な馬 (同 約80%)
「B’」 BとCの中間 (同 約75%)
「C」 危険な馬 (同 70%未満)
期待回収率が高い A → A’ → B → B’ → C 期待回収率が低い
2024年の参考実績はこちらの記事をご覧ください。
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2025/6/8(日) 東京11R 安田記念(G1) 芝1600m
1 | シックスペンス | ルメール | A |
---|---|---|---|
2 | ダディーズビビッド | 池添謙一 | C |
3 | マッドクール | 坂井瑠星 | A’ |
4 | ウインマーベル | 松山弘平 | B |
5 | レッドモンレーヴ | ディー | B |
6 | グラティアス | 横山和生 | C |
7 | ガイアフォース | 吉村誠之助 | B |
8 | エコロヴァルツ | Mデムーロ | A |
9 | シャンパンカラー | 内田博幸 | B’ |
10 | ジャンタルマンタル | 川田将雅 | A’ |
11 | サクラトゥジュール | レーン | B’ |
12 | ロングラン | 岩田康誠 | B’ |
13 | ソウルラッシュ | 浜中俊 | A’ |
14 | ウォーターリヒト | 菅原明良 | B’ |
15 | ホウオウリアリティ | 丹内祐次 | C |
16 | トロヴァトーレ | 横山武史 | C |
17 | ジュンブロッサム | 武豊 | C |
18 | ブレイディヴェーグ | 戸崎圭太 | B |
A評価となったのはシックスペンス、エコロヴァルツの2頭です。
シックスペンスはここまで7戦5勝ながら2敗はともにG1で、ここが3度めの正直となります。大阪杯は同じ前に行ったベラジオオペラやホウオウビスケッツを交わせないのは物足りない印象も受けますが、ハイペースでの距離面の不安が出たということでしょうか。府中なら1600mでも不安はなく、悲願のG1戴冠へ向けて名手ルメールが内枠からどうエスコートするか、その手綱さばきが見ものです。
オークス、そしてダービーとブラックタイド系が制しており、勢いのある血統と言えるエコロヴァルツ。大阪杯は狭い所を突いて僅差の4着と、G1でも十分通用する脚を見せつけました。マイルは朝日杯FS以来ですが、目立つ末脚でジャンタルマンタルに迫っており、今の充実ぶりなら一気の頂点も夢ではありません。暫くG1から遠ざかっているMデムーロ騎手も気合が入る一戦でしょう。
続くA’にはマッドクール、ジャンタルマンタル、ソウルラッシュとG1馬が名を連ねました。実績馬中心の馬券の組み立てで良さそうです。評価の低い人気馬はトロヴァトーレ、ジュンブロッサムです。
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