明日は中山で伝統の皐月賞トライアル、弥生賞が行われます。
数多くの名馬がクラシックへのステップとしてきた伝統のトライアル。近年はクラシックとの関連が低くなり重要性が低下したかと思われる時期もありましたが、昨年のタスティエーラ、一昨年のドウデュースと2年連続でダービー馬を輩出し、伝統の復権を感じさせるものがあります。今年はホープフルS2着のシンエンペラーに2戦2勝馬が挑む構図で、牡馬クラシックの中心勢力を決める重要な一戦となりそうです。
それでは期待回収率の解析結果を見ていきます。
ランク付けは下記の通りです。
「A」 買える馬 （期待回収率90％超）
「A’」 AとBの中間 （同 約85％）
「B」 平均的な馬 （同 約80％）
「B’」 BとCの中間 （同 約75％）
「C」 危険な馬 （同 70％未満）
期待回収率が高い A → A’ → B → B’ → C 期待回収率が低い
2023年の参考実績はこちらの記事をご覧ください。
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2024/3/3（日） 中山11R 弥生賞ディープインパクト記念（G2） 芝2000m
| 1 | アドミラルシップ | 戸崎圭太 | B |
|---|---|---|---|
| 2 | レッドテリオス | 津村明秀 | A |
| 3 | シュバルツクーゲル | 西村淳也 | B |
| 4 | エコロレイズ | 横山和生 | B |
| 5 | シンエンペラー | 川田将雅 | B |
| 6 | トロヴァトーレ | ルメール | B |
| 7 | コスモキュランダ | Mデムーロ | B |
| 8 | シリウスコルト | 三浦皇成 | C |
| 9 | ダノンエアズロック | キング | A’ |
| 10 | ファビュラススター | 横山武史 | C |
| 11 | ニシノフィアンス | 内田博幸 | B’ |
A評価となったのはレッドテリオスです。
同じ中山2000ｍの不良馬場の新馬戦を制しての参戦となります。かなり悪い馬場でしたので勝ち時計の遅さは仕方ありません。それよりも大外枠から道中ずっと外を回して最後まで伸び切った内容から、スタミナ能力の高さは相当なものがありそうです。今回は一気の相手強化となりますが、良馬場での走りっぷりを見たい一頭です。
A’が注目の1頭であるダノンエアズロック。他の人気の2頭、シンエンペラーとトロヴァトーレともにB評価であり、人気上位が中心のレースとなりそうです。2戦2勝馬の中ではファビュラススターだけが評価が伸びずCとなっています。
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