明日は今年初のJRA G1フェブラリーSが行われます。
サウジカップの影響でここ数年フェブラリーSのメンバーレベルの低下が指摘されていますが、今年は中央・地方、芝・ダート、短距離・中距離など様々な路線の精鋭が相まみえ、一定のレベルのメンバーが揃った感はあります。ただその分馬券検討としては非常に難解な一戦といった印象です。
小倉のハンデ重賞小倉大賞典とあわせて、期待回収率からの解析結果を見ていきます。
ランク付けは下記の通りです。
「A」 買える馬 (期待回収率90%超)
「A’」 AとBの中間 (同 約85%)
「B」 平均的な馬 (同 約80%)
「B’」 BとCの中間 (同 約75%)
「C」 危険な馬 (同 70%未満)
期待回収率が高い A → A’ → B → B’ → C 期待回収率が低い
2023年の参考実績はこちらの記事をご覧ください。
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2024/2/18(日) 東京11R フェブラリーS(G1) ダ1600m
1 | イグナイター | 西村淳也 | B |
---|---|---|---|
2 | シャンパンカラー | 内田博幸 | C |
3 | ミックファイア | 矢野貴之 | B |
4 | ドゥラエレーデ | ムルザバエフ | A’ |
5 | オメガギネス | ルメール | C |
6 | カラテ | 菅原明良 | B’ |
7 | ガイアフォース | 長岡禎仁 | A |
8 | セキフウ | 武豊 | C |
9 | ペプチドナイル | 藤岡佑介 | A |
10 | タガノビューティー | 石橋脩 | B’ |
11 | キングズソード | 岩田望来 | A |
12 | スピーディキック | 御神本訓史 | C |
13 | レッドルゼル | 北村友一 | B’ |
14 | ウィルソンテソーロ | 松山弘平 | A |
15 | ドンフランキー | 池添謙一 | B’ |
16 | アルファマム | キング | B |
A評価となったのはガイアフォース、ペプチドナイル、キングズソード、ウィルソンテソーロの4頭です。
ガイアフォースはセントライト記念勝ちや安田記念4着など芝でもG1上位級の能力の持ち主で、問題は初ダートの一点に尽きます。血統的にはこなす下地はありますが、こればかりは走ってみないとわからないというのが正直なところ。高い適性を持っていれば、能力的には勝ち負けに加わってくることは十分可能でしょう。
ペプチドナイルはダートオープン3勝の実績馬で、今のところ重賞での最高は4着ですが、前々走ベテルギウスSでは控える競馬から差し切っており脚質の幅が広がったのは好材料です。今ならマイルくらいがベストの印象もあり、藤岡騎手の意外性ある一発が見られるかも知れません。
キングズソードはJBCクラシックを圧勝し、一躍ダートのトップクラスに躍り出ました。東京大賞典はスローで持ち味が活かせなかったのが敗因で底を見せたわけではありません。捌きやすい外目の枠を得て、躍進中の若手岩田望来騎手のJRA初G1のチャンスと言っていいでしょう。
ウィルソンテソーロはチャンピオンズC、東京大賞典で連続2着と完全にダートG1を射程に捉えての参戦です。懸念があるとすれば追い込み、逃げと全く違う戦法で実績を残した好相性の原騎手が乗り替わりになる点で、松山騎手がテン乗りで持ち味を引き出し切れるかが鍵となりそうです。
4頭に続くA’評価はドゥラエレーデ。馬券の中心はこの中からということになりそうです。
地方から参戦のイグナイター、ミックファイアはいずれもB評価。前日1番人気のルメール騎手騎乗オメガギネスは評価が伸びず、C評価となっています。
2024/2/18(日) 小倉11R 小倉大賞典(G3) 芝1800m
取消 | |||
2 | カテドラル | 斎藤新 | A |
3 | ダンディズム | 富田暁 | B |
4 | アサマノイタズラ | 嶋田純次 | B’ |
5 | クリノプレミアム | 勝浦正樹 | B |
6 | アドマイヤビルゴ | 荻野極 | C |
7 | アルナシーム | 鮫島克駿 | B |
8 | フェーングロッテン | 幸英明 | B |
9 | セルバーグ | 今村聖奈 | B |
10 | マイネルファンロン | 丸山元気 | B’ |
11 | ロングラン | 丹内祐次 | B |
12 | エピファニー | 杉原誠人 | A’ |
13 | イクスプロージョン | 亀田温心 | B’ |
14 | ゴールドエクリプス | 角田大河 | B’ |
15 | ホウオウアマゾン | 佐々木大輔 | B’ |
16 | シフルマン | 角田大和 | C |
A評価となったのはカテドラルです。
2歳時は野路菊Sを制し、3歳でNHKCマイルC3着など早い時期から活躍しながらも、昨年のこのレースでも2着と大きな衰えは感じられません。昨年はダートへ挑戦したレースの着順は悪いですが、前走金杯の走りからやはり芝でこその馬。展開に左右されますが今の小倉は外からの差しも決まるため、昨年に続き馬券内の可能性も十分です。
続くA’はエピファニー。平均的なBより上の評価がこの2頭のみ、また評価が低い人気馬もおりませんので、馬券的にはなかなか買い目を絞りにくいレースと言えそうです。
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コメント
Aのペプチドナイルとガイアフォース来ましたね。 個人的には、初ダートのガイアフォース切ったんでハズレました。
コメントありがとうございます。確かにガイアフォースはこのメンバーで初ダートでは買いにくかったのは理解できます。自分も個人的には◎キングズソードで痛恨でした。直線馬群に入らず4角で外に出していれば・・・というレースでしたね。