【重賞期待値ランク】　12/10（日）阪神ジュベナイルF、カペラS

明日は2歳牝馬女王決定戦、阪神ジュベナイルフィリーズが行われます。

昨年はリバティアイランドが1番人気に応える圧勝で、今年の牝馬三冠を制するステップとしましたが、今年は主役候補だったチェルヴィニア、ボンドガールの回避もあって混戦ムード漂う一戦となっています。また大ブレイク中の新種牡馬スワーヴリチャード産駒が2頭出走し、2歳リーディングを窺う父をアシストすることができるかにも注目が集まりそうです。

中山のダート短距離重賞カペラSとあわせて、期待回収率の解析結果を見ていきます。

ランク付けは下記の通りです。
「A」　買える馬　　（期待回収率90％超）
「A’」　AとBの中間 （同　約85％）
「B」　平均的な馬　（同　約80％）
「B’」　BとCの中間 （同　約75％）
「C」　危険な馬　　（同　70％未満） 

期待回収率が高い　　A　→　A’　→　B　→　B’　→　C　期待回収率が低い

2022年の参考実績はこちらの記事をご覧ください。

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2023/12/10（日）　阪神11R　阪神ジュベナイルフィリーズ（G1）　芝1600m

A評価となったのはコスモディナー、ステレンボッシュの2頭です。

コスモディナーは札幌のオープン特別を2、1着とまとめての参戦です。前走は地方馬も多くレースレベルがどうかという懸念はありますが、負かした中央馬のレベルは決して低くなく、ここは人気の盲点の可能性もあります。内枠を利しての激走に警戒を怠らないようにしたいところです。

ステレンボッシュは出世レースの赤松賞を制しての参戦。過去3戦とも安定して上位の末脚を使っており、決め手比べの阪神1600mはもってこいの舞台です。G1請負人ルメール騎手の手綱で、上位争いに加わってくる可能性は十分です。

続くA’にはクイックバイオ、ニュージェネラル、カルチャーデイ、ルシフェル、ミライテーラーの5頭が挙がっています。人気上位の多くはB～B’となっており、評価からも混戦模様ぶりが伺えます。人気どころで評価の低い馬はいませんでした。

2023/12/10（日）　中山11R　カペラS（G3）　ダ1200m

A評価となったのはタガノクリステル、チェイスザドリームの2頭です。

タガノクリステルは未勝利脱出まで時間を要しましたが初勝利以降は成績が安定し、現在はオープンの安定勢力となっています。前走はスタート一息でリズムを崩したのが最後に響いたでしょうか。今回は圧勝した9月のながつきSと同舞台、枠も外目を引きましたので再現の舞台は整った感があります。

チェイスザドリームはロードカナロア×アドマイヤムーンというスピード特化型の血統で、スムーズに流れに乗れるかどうかが結果を大きく左右するタイプの馬です。内に速い馬が揃いましたのでそれらを見ながら進められれば前残りのシーンも一考の余地がありそうです。

続くA’に挙がったのはアティード、ベルダーイメルの2頭。人気どころではメタマックスの評価が伸びませんでした。

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