イクノイックスのジャパンCの衝撃、そして引退の余韻が未だ醒めやらない中ですが、今週からは暮れの開催がスタートし、年末の大一番へ向けて盛り上がっていく時期となりました。明日土曜日は阪神でチャレンジC、中山では名物長距離重賞ステイヤーズSが行われます。
チャレンジCはG3ながらまずまずのメンバーが揃った印象で、その中でも豪華メンバーだった天皇賞秋で5着のガイアフォースが実績的に一枚上といった印象です。同じ父、同期のイクイノックスが引退となり、自らもG1奪取のステップにしたい一戦というところでしょうか。ダービーでタイム差なしの4着に健闘した3歳のベラジオオペラが挑む構図です。
ステイヤーズSはG2とは言えオープンでは頭打ちの馬も多く、新鮮味に欠けるメンバー構成です。古馬勢でもマイネルウィルトスやダンディズムといった前走重賞連対組もいますが、このメンバーなら3歳馬の成長力を加味してキングズレインに人気が集まりそうです。
それでは両レースの期待回収率の解析結果を見ていきます。
ランク付けは下記の通りです。
「A」 買える馬 (期待回収率90%超)
「A’」 AとBの中間 (同 約85%)
「B」 平均的な馬 (同 約80%)
「B’」 BとCの中間 (同 約75%)
「C」 危険な馬 (同 70%未満)
期待回収率が高い A → A’ → B → B’ → C 期待回収率が低い
2022年の参考実績はこちらの記事をご覧ください。
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2023/12/2(土) 阪神11R チャレンジC(G3) 芝2000m
1 | ウインマイティー | 和田竜二 | A’ |
---|---|---|---|
2 | イズジョーノキセキ | 岩田康誠 | C |
3 | リカンカブール | 藤岡康太 | C |
4 | ボッケリーニ | モレイラ | A’ |
5 | ベラジオオペラ | 横山和生 | A’ |
6 | ガイアフォース | 西村淳也 | B |
7 | アドマイヤビルゴ | ドイル | C |
8 | エピファニー | ルメール | C |
9 | フェーングロッテン | ムルザバエフ | A |
10 | フリームファクシ | 川田将雅 | B |
11 | エヒト | 松山弘平 | C |
12 | マテンロウレオ | 横山典弘 | A’ |
13 | テーオーシリウス | 斎藤新 | C |
A評価となったのはフェーングロッテンです。
好走惨敗の差が激しい馬はいますがこの馬はかなり極端で、これまでの戦績はすべて3着以内か、そうでなければ10着以下という極端さです。ここ2戦連続で惨敗続きですが、過去に3秒、6秒離された大敗直後でも3着に来ていますので、人気が落ちた今回はかえって狙い目かもしれません。去年暮れから今年始めに大活躍したムルザバエフ騎手鞍上も魅力です。
続くA’にはウインマイティー、ボッケリーニ、ベラジオオペラ、マテンロウレオの4頭が挙がりました。人気のガイアフォースはBと平均的評価です。
評価の低い人気馬はリカンカブール、エピファニーの2頭です。
2023/12/2(土) 中山11R ステイヤーズS(G2) 芝3600m
1 | キングズレイン | ビュイック | B |
---|---|---|---|
2 | ワープスピード | 荻野極 | B |
3 | フジマサインパクト | 野中悠太郎 | B’ |
4 | ヒュミドール | 津村明秀 | B |
5 | マイネルウィルトス | 横山武史 | A |
6 | メロディーレーン | 菅原明良 | B’ |
7 | アイアンバローズ | 石橋脩 | B |
8 | レッドジェネシス | 小崎綾也 | C |
9 | ダンディズム | 富田暁 | C |
10 | シルブロン | マーカンド | B |
11 | テーオーロイヤル | 浜中俊 | B |
12 | セファーラジエル | 松岡正海 | A’ |
13 | ジェットモーション | 戸崎圭太 | B’ |
14 | グランオフィシエ | 吉田豊 | B |
15 | アフリカンゴールド | 国分恭介 | B |
16 | アケルナルスター | 丹内祐次 | B’ |
A評価となったのはマイネルウィルトスです。
まもなく明け8歳の古豪ですが前走のアルゼンチン共和国杯でも末脚鋭く2着と衰えを感じさせない走りを見せています。3600mは未知数ながら折り合いのつく馬で苦にしそうな印象もありません。これまで重賞2着4回ももう一歩で涙を飲んできましたが、今回は相手も比較的軽く、悲願の初重賞制覇のまたとないチャンスと言えそうです。
続くA’評価はセファーラジエル。前日1番人気のキングズレインなど人気どころには総じて評価の低い馬は少なく、大きな波乱の可能性は低そうです。その中で今ひとつ評価が伸びなかったのは福島記念2着のダンディズムでした。
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