【重賞期待値ランク】　11/12（日）エリザベス女王杯、福島記念

明日は京都では4年ぶりとなるエリザベス女王杯が行われます。

ここ3年は京都改修工事のため阪神競馬場で行われましたが、今年は新装なった本来の開催場である京都競馬場で行われます。G1馬は昨年の覇者ジェラルディーナのみですが、ブレイディヴェーグやハーパーの3歳勢、サリエラやライラックといった4歳勢もG1を狙えるだけの能力があり、能力の拮抗した激戦が予想されます。

秋の福島メインイベントのハンデ戦、福島記念とあわせ、期待回収率の解析結果を見ていきます。

ランク付けは下記の通りです。
「A」　買える馬　　（期待回収率90％超）
「A’」　AとBの中間（同　約85％）
「B」　平均的な馬　（同　約80％）
「B’」　BとCの中間（同　約75％）
「C」　危険な馬　　（同　70％未満）

期待回収率が高い　　A　→　A’　→　B　→　B’　→　C　期待回収率が低い

2022年の参考実績はこちらの記事をご覧ください。

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2023/11/12（日）　京都11R　エリザベス女王杯（G1）　芝2200m

A評価はディヴィーナ、アートハウス、ゴールドエクリプスの伏兵勢3頭です。

ディヴィーナは母がヴィクトリアM連覇の名牝ヴィルシーナで、前走府中牝馬Sで初重賞制覇を果たしました。2200mは久々ですが、母もオークスで2着があるように距離適性は広い馬でしたので、こなせる下地は十分です。母同士が名勝負を演じたエリザベス女王杯での、ジェラルディーナとの対決が見ものです。

アートハウスは昨年はG1には一歩届きませんでしたがローズSや忘れな草賞といった前哨戦を制しており、同年代での能力は上位のものがあります。これまで休み明けは3戦3勝と相性がよく、ここも力は発揮出来そうです。流れに乗れる器用さを活かして上位食い込みを果たしたいところです。

ゴールドエクリプスは先日もJBCレディスクラシックを制するなど勢いが止まらないドゥラメンテ産駒。軽ハンデでしたが小倉記念ではマリアエレーナに先着しており、成長力を加味すれば一線級と伍しての走りを見せることは可能です。混戦模様の今回、伸び盛りの岩田望来騎手による一発に期待する手はあるかもしれません。

続くA’には昨年の覇者ジェラルディーナが挙がりました。3歳勢は評価が低めで、ブレイディヴェーグがB’、ハーパーがCと、全体的に古馬勢有利の解析結果となっています。

2023/11/12（日）　福島11R　福島記念（G3）　芝2000m