【重賞期待値ランク】　11/11（土）武蔵野S、デイリー杯2歳S

今週からホープフルSまでの8週連続G1開催がスタート。年末の大一番へ向けて競馬ファンには嬉しくも悩ましい週末が続きます。

武蔵野Sはダートの大一番チャンピオンズCの前哨戦ですが、どちらかと言えば1200～1600ｍを主戦場とする馬の参戦が多い印象のレースです。古豪レッドルゼルや4歳のドライスタウトといった実績馬に、勢いのある3歳勢がどう挑むかが注目の一戦です。

デイリー杯2歳Sは朝日杯や阪神JFに直結してきた伝統の重賞。歴史の浅い2歳重賞が存在感を増す中、昨年はダノンタッチダウンが朝日杯で2着、一昨年はセリフォスが最優秀2歳牡馬に輝くなど復権の兆しを見せており、今年も目が離せない一戦です。

それでは両レースの期待回収率の解析結果を見ていきます。

ランク付けは下記の通りです。
「A」　買える馬　　（期待回収率90％超）
「A’」　AとBの中間 （同　約85％）
「B」　平均的な馬　（同　約80％）
「B’」　BとCの中間 （同　約75％）
「C」　危険な馬　　（同　70％未満） 

期待回収率が高い　　A　→　A’　→　B　→　B’　→　C　期待回収率が低い

2022年の参考実績はこちらの記事をご覧ください。

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2023/11/11（土）　東京11R　武蔵野S（G3）　ダ1600m

A評価はおらず、続くA’がドライスタウト、セキフウ、ケイアイシェルビー、ペースセッティングの4頭です。

この中ではドライスタウトとセキフウの4歳2頭の評価値が高めでした。ダート馬はキャリアが重要な面もありますので、脂の乗る4歳後半を迎え、3歳勢の高い壁として立ちはだかる存在となれるでしょうか。

人気を集めそうな3歳馬ペリエールですが、B’とやや心許ない評価です。他の人気どころではベルダーイメルがC評価でした。

2023/11/11（土）　京都11R　デイリー杯2歳S（G2）　芝1600m

A評価となったのはナムラフッカーです。

スワーヴリチャードが2歳リーディングトップを走るとは誰が予想したでしょうか。複勝率が50％を超える安定感、先週は重賞を制覇して大物を出せる下地を示し、ダートでも勝鞍を挙げるなど今のところ文句のつけようがない種牡馬成績です。今回は素質馬相手となりますが、父の勢いに期待したいところです。

続くA’評価はジャンタルマンタル、カンティアーモの2頭。一方、C評価にはフルレゾン、ナムラエイハブの2頭が挙がっています。少頭数にしては評価の上下差が大きめのレースです。

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