【重賞期待値ランク】 10/1(日)スプリンターズS

秋のG1シーズンの幕開けは恒例の電撃6ハロン、スプリンターズSです。

春の高松宮記念の覇者ファストフォースが引退し、3歳勢の参戦も2頭のみとやや新鮮味に欠けるメンバー構成となりましたが、タイトルを狙う馬にとってはまたとないチャンスの一戦です。悲願のG1初制覇か、はたまたG1馬の復活劇となるのか、各馬のスピードと意地のぶつかり合う一戦となります。

それでは期待回収率の解析結果を見ていきます。

ランク付けは下記の通りです。
「A」 買える馬  (期待回収率90%超)
「A’」 AとBの中間 (同 約85%)
「B」 平均的な馬 (同 約80%)
「B’」 BとCの中間 (同 約75%)

「C」 危険な馬  (同 70%未満) 

期待回収率が高い  A → A’ → B → B’ → C 期待回収率が低い

2022年の参考実績はこちらの記事をご覧ください。

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2023/10/1(日) 中山11R スプリンターズS(G1) 芝1200m

1 ナムラクレア 浜中俊 A
2 テイエムスパーダ 富田暁 A
3 ピクシーナイト 戸崎圭太 B
4 ナランフレグ 丸田恭介 C
5 ウインマーベル 松山弘平 B’
6 ママコチャ 川田将雅 B
7 オールアットワンス 石川裕紀人 B
8 メイケイエール 池添謙一 A
9 アグリ 横山典弘 C
10 マッドクール 坂井瑠星 A
11 ジュビリーヘッド 北村友一 B
12 ドルチェモア 西村淳也 C
13 ジャスパークローネ 団野大成 C
14 エイシンスポッター 角田大河 C
15 キミワクイーン 横山武史 C
16 モズメイメイ 武豊 B’




A評価となったのはナムラクレア、テイエムスパーダ、メイケイエール、マッドクールの4頭です。

悲願のG1制覇を狙うナムラクレアは1枠1番に入りました。器用な競馬ができる馬で内枠自体は問題なく、あとは多頭数をさばけるかどうかです。2歳からずっと背中に乗ってきた浜中騎手にとっては何とかG1をプレゼントしたい、力の入るレースでしょう。

テイエムスパーダはセントウルSが単勝万馬券の激走でしたが、元々のスピード能力の高さは御存知の通りで、開幕週で自分のペースならあのくらいも納得の走りでした。今回は外に同型がいる中で内を引きましたので、戦法としては行くしかありません。どれだけ道中のプレッシャーが厳しいかが鍵となりそうです。

メイケイエールもG1は8戦して4着が最高と、タイトルの厚い壁に跳ね返されている1頭です。枠としては丁度乗りやすいところで、馬場もいい今回は走り頃ではあります。歯車さえ噛み合えばG1に手が届く馬なのは間違いなく、あとは走るスイッチが入るかどうか、池添騎手の手綱さばきが見ものです。

マッドクールの父Dark Angelは日本ではあまり馴染みがありませんが、欧州ではスプリントに強い血統として知られています。初の重賞挑戦のシルクロードSでナムラクレアに0.1差ですので、短距離のポテンシャルは相当高いと見ていいでしょう。器用な競馬ができるのも強みで、十分争覇圏内に入ってきておかしくない存在です。

A’はおらず、B評価にママコチャ、ピクシーナイトなど。人気どころではアグリ、ジャスパークローネの評価が低い結果となりました。

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