【重賞期待値ランク】　8/13（日）小倉記念、関屋記念

3場開催に戻った今週、明日は古馬の重賞が2場で行われます。

小倉記念は開幕週での高速決着が見込まれる一戦です。最軽量50kgからハンデ頭58.5kgまで上下差8.5kgの大混戦です。前日オッズでは牝馬勢がいずれも上位人気に推されていますが、酷暑が続く中、やはり夏は牝馬の格言通りとなるでしょうか。

関屋記念は紛れのない新潟1600、そして別定戦ということもあってサマーマイルシリーズの中でも重要度が高く、夏のマイル王決定戦といった位置づけの一戦です。高速馬場でのスピード比べが見ものとなりますが、こちらも前評判は牝馬勢が上位を占めています。

それでは期待回収率の解析結果を見ていきます。

ランク付けは下記の通りです。
「A」　買える馬　　（期待回収率90％超）
「A’」　AとBの中間 （同　約85％）
「B」　平均的な馬　（同　約80％）
「B’」　BとCの中間 （同　約75％）
「C」　危険な馬　　（同　70％未満） 

期待回収率が高い　　A　→　A’　→　B　→　B’　→　C　期待回収率が低い

2022年の参考実績はこちらの記事をご覧ください。

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2023/8/13（日）　小倉11R　小倉記念（G3）　芝2000m

A評価はテーオーシリウス、エヒトの2頭です。

テーオーシリウスは逃げ馬ということで好走と惨敗の差が激しいタイプですが、今回は逃げ馬がこの馬1頭のみと恵まれましたので、内枠からスタートさえ決めれば自分のペースに持ち込むのは容易そうです。あとはどこまで粘れるかですが、開幕週の馬場で粘りが一枚増す可能性はあるでしょう。

エヒトは昨年の七夕賞勝ち、AJCCの2着など重賞実績ではメンバー中でもかなり上位のものがあります。前走はもう一つでしたが、前残りの決着で展開が不向きでした。昨年の七夕賞勝ちは1.57秒台で、高速決着は望むところ。実績的にここでの巻き返しは十分考えられます。

続くA’には先月の七夕賞2着のククナが挙がっています。

人気上位ではカレンルシェルブル、エニシノウタの評価が低い結果となりました。

2023/8/13（日）　新潟11R　関屋記念（G3）　芝1600m

フィアスプライド、ララクリスティーヌの4枠2頭がA評価となりました。

フィアスプライドはマイル戦では5戦して馬券外1回のみと、マイルではまだ底を見せていない魅力があります。あまり人気はありませんが、切れ味は確実なものがありますので、末脚が生きる展開になれば善戦の余地はありそうです。

ララクリスティーヌは前走ヴィクトリアマイルは徐々に位置取りが悪くなってしまい、力を出しきれない敗戦でした。ベストは1400mの感もありますが、マイルでも2勝を挙げていますので、あとはスピード能力の高さでカバーできるか、というところでしょう。

続くA’にはディヴィーナ、メイショウシンタケ。上位人気は軒並みB評価以上で評価の低い人気馬もおらず、人気どころ中心の馬券の組み立てで良さそうです。

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