【重賞期待値ランク】 6/18(日)マーメイドS、ユニコーンS

明日は東西でG3重賞。阪神では牝馬ハンデ重賞のマーメイドS、東京では3歳馬によるダート重賞のユニコーンSが行われます。

荒れる重賞で有名なマーメイドSは、ここ5年連続で7番人気以下が勝利中という非常に難解なレース。今年は約半分が条件馬とメンバーはやや低調ですが、その分ハンデ差も大きく、馬券的には検討しがいのある面白い一戦と言えそうです。

ユニコーンSは勝ち馬にダートの大物の名前がずらりと並ぶ出世レース。今年はドバイ帰りのペリエールに外国産馬グレートサンドシーなどが人気を集める構図。今後のダート界を占う上で目が離せない一戦です。

それでは両レースの期待回収率の解析結果を見ていきます。

ランク付けは下記の通りです。
「A」 買える馬  (期待回収率90%超)
「A’」 AとBの中間 (同 約85%)
「B」 平均的な馬 (同 約80%)
「B’」 BとCの中間 (同 約75%)

「C」 危険な馬  (同 70%未満) 

期待回収率が高い  A → A’ → B → B’ → C 期待回収率が低い

2022年の参考実績はこちらの記事をご覧ください。

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2023/6/18(日) 阪神11R マーメイドS(G3) 芝2000m

1 シンシアウィッシュ 角田大河 C
2 シャーレイポピー 藤岡康太 B
3 ヒヅルジョウ 松若風馬 B’
4 ビッグリボン 西村淳也 B
5 ホウオウエミーズ 団野大成 B’
6 タガノフィナーレ 田中健 B
7 ランスオブアース 泉谷楓真 C
8 ウインマイティー 和田竜二 B
9 ストーリア 坂井瑠星 A
10 ハギノメーテル 今村聖奈 C
11 ビジン 酒井学 A
12 サンカルパ 菱田裕二 B
13 ゴールドエクリプス 西塚洸二 B




A評価となったのはストーリア、ビジンの2頭です。

ストーリアは3月の中山牝馬Sで条件馬ながら2着と賞金を加算してオープン入り、前走の福島牝馬Sでは1番人気に推されましたが5着でした。条件馬の多いこのメンバーでは明らかに実績上位で、その割りにハンデ54kgはやや恵まれた印象も受けます。ここは素直に中心視したいところです。

ビジンはダートで3勝を挙げていましたが、芝に転戦し3戦目の前走で結果を残しました。上がりのかかる特殊な流れが向いた可能性はありますが、好走と惨敗が極端な意外性あるタイプですので、簡単には軽視できないところです。

A’はおらず、評価の面では上記2頭がやや抜けています。頭数が少ないので馬券は意外と絞れそうです。評価の低い人気馬はシンシアウィッシュです。

2023/6/18(日) 東京11R ユニコーンS(G3) ダ1600m

1 オマツリオトコ Mデムーロ B’
2 ジャスパーバローズ 丸山元気 B’
3 ペリエール ルメール A’
4 ラフエイジアン 田辺裕信 C
5 ワールズコライド 大野拓弥 C
6 アイファーテイオー 藤懸貴志 B
7 サンライズジーク 三浦皇成 B
8 カレンアルカンタラ 津村明秀 A
9 グレートサンドシー 川田将雅 A’
10 ニシキギミッチー 武豊 B
11 ニシノカシミヤ 永野猛蔵 C
12 ヘンリー 松山弘平 A
13 ブライアンセンス 横山武史 A’
14 ハードワイヤード 菅原明良 C
15 メイショウモズ 戸崎圭太 B




A評価となったのはカレンアルカンタラ、ヘンリーの2頭です。

カレンアルカンタラは未勝利、1勝クラスを2連勝後、オープンでは今のところ結果を残せていませんので感覚的には狙いにくいところですが、昨年勝った同じ父のペイシャエスも前走オープン特別敗戦からの巻き返しでした。穴として一考の価値はありそうです。

ヘンリーはデビュー2戦は一息足りないレースでしたが、休養を挟んで走りが見違えました。ここ2戦とも後続を突き放す走りで、前走の最後まで伸び切った内容からも、距離延長は問題にはならなそうです。ここにきての成長力も見込み、上位評価としたいところです。

続くA’にはペリエール、グレートサンドシー、ブライアンセンスの上位人気勢力が挙がりました。馬券は素直に上位評価馬を信頼しての組み立てが良さそうです。

人気上位勢ではワールズコライドが低めの評価となっています。

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