今週の注目は何と言っても3年ぶりの開催となる新・京都競馬場のグランドオープン。コースレイアウトに変更はありませんが、全面的に路盤が改修されたことで走りやすい馬場となったようです。明日は重賞はありませんが、どんなレースが繰り広げられるか楽しみです。
明日の重賞は古馬牝馬重賞の福島牝馬ステークスです。ヴィクトリアマイルの前哨戦とはいえ、コース形態も異なり本番での好走例も少ないため、この路線の常連組や条件戦を勝ち上がった馬による牝馬中距離路線の延長と捉えて良いでしょう。抜けた馬がおらず力の比較が難しい一戦です。
それでは期待回収率の解析結果を見ていきます。
ランク付けは下記の通りです。
「A」 買える馬 (期待回収率90%超)
「A’」 AとBの中間 (同 約85%)
「B」 平均的な馬 (同 約80%)
「B’」 BとCの中間 (同 約75%)
「C」 危険な馬 (同 70%未満)
期待回収率が高い A → A’ → B → B’ → C 期待回収率が低い
2022年の参考実績はこちらの記事をご覧ください。
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2023/4/22(土) 福島11R 福島牝馬S(G3) 芝1800m
1 | スライリー | 丹内祐次 | B’ |
---|---|---|---|
2 | ステラリア | 団野大成 | A |
3 | ホウオウイクセル | 丸田恭介 | B |
4 | エリカヴィータ | 富田暁 | B’ |
5 | ストゥーティ | 角田大和 | B’ |
6 | パーソナルハイ | 斎藤新 | C |
7 | ミスニューヨーク | 加藤祥太 | A’ |
8 | ジネストラ | 三浦皇成 | B |
9 | ビッグリボン | 西村淳也 | A’ |
10 | ホウオウエミーズ | 菱田裕二 | B’ |
11 | クリノプレミアム | 柴田善臣 | B’ |
12 | ウインピクシス | 松岡正海 | B |
13 | ストーリア | 横山武史 | B |
14 | ニシノラブウインク | 勝浦正樹 | B’ |
15 | エイシンチラー | 荻野極 | B |
A評価となったのはステラリアです。
一昨年エリザベス女王杯で2着と、G1級でも通用する実力を示している馬です。その後の大阪杯でも強豪相手に小差の8着と、決してフロックというわけではありません。脚部不安で1年ぶりとなりますが、状態さえそれなりなら実力だけで走っても全く不思議のない馬です。
A’で続くのがミスニューヨーク、ビッグリボンの2頭。Cは人気薄の1頭だけであり、評価の上下が少なく、この解析からも難解な一戦ということが伺えます。大きく買うのは難しいレースです。
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