【重賞期待値ランク】 1/14(土)愛知杯

年初の変則開催が終わり、今週から通常開催へと復帰します。その初日となる明日土曜日は、中京で古馬牝馬によるハンデ戦、愛知杯が行われます。

差し追い込み決着となることが多いこのレースですが、今年は先行勢に有力馬がおり、しかも明確な逃げ馬不在ということで、例年とは異なる傾向になる可能性もあります。ペースと有力馬の仕掛けどころを考慮した予想の組み立てが必要になりそうです。

それでは期待回収率の解析結果を見ていきます。

ランク付けは下記の通りです。
「A」 買える馬  (期待回収率90%超)
「A’」 AとBの中間 (同 約85%)
「B」 平均的な馬 (同 約80%)
「B’」 BとCの中間 (同 約75%)

「C」 危険な馬  (同 70%未満) 

期待回収率が高い  A → A’ → B → B’ → C 期待回収率が低い

2022年の参考実績はこちらの記事をご覧ください。

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2023/1/14(土) 中京11R 愛知杯(G3) 芝2000m

1 サトノセシル ルメール A’
2 マリアエレーナ 松山弘平 B’
3 アートハウス 川田将雅 A
4 ビジン 酒井学 A’
5 エリカヴィータ 岩田望来 B’
6 ホウオウイクセル 丸田恭介 C
7 ラヴユーライヴ 坂井瑠星 C
8 アンドヴァラナウト イーガン A’
9 サンテローズ 福永祐一 C
10 ルビーカサブランカ 武豊 C
11 ルージュエヴァイユ 戸崎圭太 B’
12 フィオリキアリ 鮫島克駿 B’
13 アイコンテーラー 菱田裕二 B
14 リアアメリア 和田竜二 A
15 アブレイズ 荻野極 B




A評価となったのはアートハウス、リアアメリアの2頭です。

明け4歳のアートハウスは昨年はG1に一歩届きませんでしたが、忘れな草賞、ローズSを制しており、同世代牝馬では上位と言える存在です。3勝を挙げている芝2000mはベスト条件で、G1取りへ向けてここは好スタートを切りたいところです。

リアアメリアも3年前ですが今回と同じ舞台のローズSを制しており、芝2000mは得意条件です。近走は大きな着順が多いですが、牝馬のハンデG3なら大きく見劣る馬ではなく、流れが向けば好走の余地は残されています。

続くA’はサトノセシル、ビジン、アンドヴァラナウトの3頭。人気上位のマリアエレーナ、ルージュエヴァイユが平均に満たない評価、また昨年の覇者ルビーカサブランカやサンテローズがC評価ということで、ハンデ戦らしく一筋縄ではいかない結果を思わせる評価となっています。

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