【重賞期待値ランク】　12/25（日）有馬記念

いよいよ明日は今年の中央競馬の総決算、グランプリ有馬記念が行われます。

春の古馬2冠を制して路線の頂点に立ったタイトルホルダーに、新興勢力がどう挑むかがというのが今年の構図です。秋の天皇賞を制したイクイノックス、芝に転戦し一気にJCまで制したヴェラアズール、超良血牝馬のジェラルディーナがG1連勝を目指して打倒タイトルホルダーに挑みます。そして忘れてはならないのは昨年の覇者エフフォーリア、思わぬ不調に見舞われた春からの休養を経て、復活を遂げられるかどうか。その他にも3歳の伏兵陣もおり、見どころ多数のグランプリに相応しい一戦となりました。

それでは期待回収率の解析結果を見ていきます。

ランク付けは下記の通りです。
「A」　買える馬　　（期待回収率90％超）
「A’」　AとBの中間 （同　約85％）
「B」　平均的な馬　（同　約80％）
「B’」　BとCの中間 （同　約75％）
「C」　危険な馬　　（同　70％未満） 

期待回収率が高い　　A　→　A’　→　B　→　B’　→　C　期待回収率が低い

2021年の参考実績はこちらの記事をご覧ください。

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2022/12/25（日）　中山11R　有馬記念（G1）　芝2500m

A評価となったのはジェラルディーナ、ジャスティンパレスの2頭です。

ジェラルディーナは父モーリスが辿った軌跡と同じように4歳を迎えて本格化、この秋のオールカマー、エリザベス女王杯を連勝してこの大一番に臨みます。前走で力のいる馬場をこなしており中山も問題ないでしょう。母ジェンティルドンナが引退レースを制したこの舞台で古馬頂点の座を勝ち取ることができるでしょうか。

ジャスティンパレスは秋初戦の神戸新聞杯を制し、続く菊花賞も3着と、伸び盛りの3歳馬がここに来て力をつけてきている印象です。古馬より2kg軽いアドバンテージもあり、しぶとい伸び脚は中山で活きてきそうで、このメンバーでも好勝負をする可能性は十分でしょう。

続くA’には春の古馬2冠タイトルホルダーと、アリストテレス、ウインマイティーの人気薄2頭が挙がりました。

人気どころの評価では、天皇賞秋を制したイクイノックス、JC馬ヴェラアズールは平均的なB評価となりました。多少評価が低めなのは昨年の覇者エフフォーリアと菊花賞2着馬ボルドグフーシュで、馬券に入れるかは判断に迷うところです。

評価が低いのは人気薄の馬ばかりです。馬券は上位人気の実績馬中心の組み立てで良いでしょう。

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