【重賞期待値ランク】　11/13（日）エリザベス女王杯、福島記念

明日は今年の牝馬中距離ナンバーワン決定戦、エリザベス女王杯が行われます。

2冠牝馬スターズオンアースの戦線離脱は残念ですが、牝馬中距離路線のメンバーとしては現時点での上位勢がほぼ揃い、更にアイルランドから愛オークス馬マジカルラグーンが参戦と、今年も豪華メンバーによる一戦となりました。おおまかな図式としては一昨年の牝馬3冠馬デアリングタクトと今年の3歳馬による世代交代を賭けた戦いですが、多彩な伏兵勢も虎視眈々と一発を狙っており、実力伯仲の面白いレースとなることは必至です。

ハンデ重賞の福島記念とあわせて、期待回収率の解析結果を見ていきます。

ランク付けは下記の通りです。
「A」　買える馬　　（期待回収率90％超）
「A’」　AとBの中間（同　約85％）
「B」　平均的な馬　（同　約80％）
「B’」　BとCの中間（同　約75％）
「C」　危険な馬　　（同　70％未満）

期待回収率が高い　　A　→　A’　→　B　→　B’　→　C　期待回収率が低い

2021年の参考実績はこちらの記事をご覧ください。

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2022/11/13（日）　阪神11R　エリザベス女王杯（G1）　芝2200m

1	クリノプレミアム	武豊	B’
2	ローザノワール	田中勝春	C
3	ピンハイ	川田将雅	B
4	デアリングタクト	松山弘平	B
5	マジカルラグーン	フォーリー	B
6	ホウオウエミーズ	丸田恭介	C
7	イズジョーノキセキ	ルメール	A’
8	アンドヴァラナウト	ムーア	B’
9	ウインキートス	松岡正海	B
10	スタニングローズ	坂井瑠星	A’
11	ナミュール	横山武史	B’
12	ルビーカサブランカ	横山和生	B
13	ウインマリリン	レーン	A
14	アカイイト	幸英明	C
15	ライラック	Mデムーロ	C
16	テルツェット	池添謙一	B
17	ウインマイティー	和田竜二	B’
18	ジェラルディーナ	Cデムーロ	A

A評価となったのはウインマリリン、ジェラルディーナの2頭です。

ウインマリリンは牡馬相手のG2を2勝しており、牝馬G1なら十分手が届く実力馬です。慢性的に脚に不安を抱えており時折惨敗もありますが、今回の陣営からは泣きのコメントは出ておらず、どうやらその不安はなさそうです。レーン騎手を配し陣営の勝負度合いは高そうで、悲願のG1制覇なるかが注目です。

ジェラルディーナは説明不要の良血馬で、晩成傾向だった父に似たのか4歳を迎えて本格化した感があります。オールカマーは直線で狭い場面も何のその、豪快な末脚で強敵をなぎ倒しました。大外枠ですがここ2年は8枠が制しており、大きなマイナスではないでしょう。偉大な父母に続くG1戴冠となるでしょうか。

続くA’は秋華賞馬スタニングローズとイズジョーノキセキの2頭でした。一昨年の牝馬3冠馬デアリングタクトは平均的なB評価です。C評価はさほど人気ではありませんが、昨年の勝ち馬アカイイトなどとなっています。

2022/11/13（日）　福島11R　福島記念（G3）　芝2000m

1	アラタ	大野拓弥	B
2	ユニコーンライオン	国分優作	A’
3	パトリック	藤岡佑介	A’
4	カテドラル	団野大成	B’
5	コスモカレンドゥラ	丸山元気	B
6	フォワードアゲン	江田照男	B’
7	サトノセシル	古川吉洋	B
8	ベレヌス	西村淳也	B
9	フィオリキアリ	斎藤新	A
10	ロザムール	菊沢一樹	B’
11	エフェクトオン	菱田裕二	A’
12	オニャンコポン	菅原明良	B
13	サトノエルドール	武藤雅	C
14	ゴールドスミス	石橋脩	B
15	シャムロックヒル	横山琉人	C
16	ヴァンケドミンゴ	酒井学	B