明日は東西でいずれも古馬によるG1へ向けたステップレースが行われます。
アルゼンチン共和国杯はジャパンCや有馬記念の前哨戦として近年、存在感が増しつつあるレースです。昨年のオーソリティやそれ以前ではシュヴァルグラン、ゴールドアクターがここを制してその後のG1での好走につなげており、大一番を前に見逃せない一戦です。
みやこSは年末のダート大一番であるチャンピオンズC、東京大賞典へとつながる重要なレースとなります。昨年の覇者メイショウハリオは今年に入り帝王賞を制すなど、ダートの一線級で活躍中。勢いのある3歳馬の参戦もあり、世代間の力関係の見極めも大事な一戦です。
それでは両レースの期待回収率の解析結果を見ていきます。
ランク付けは下記の通りです。
「A」 買える馬 (期待回収率90%超)
「A’」 AとBの中間 (同 約85%)
「B」 平均的な馬 (同 約80%)
「B’」 BとCの中間 (同 約75%)
「C」 危険な馬 (同 70%未満)
期待回収率が高い A → A’ → B → B’ → C 期待回収率が低い
2021年の参考実績はこちらの記事をご覧ください。
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2022/11/6(日) 東京11R アルゼンチン共和国杯(G2) 芝2500m
1 | キングオブドラゴン | 坂井瑠星 | A’ |
---|---|---|---|
2 | プレシャスブルー | 津村明秀 | C |
3 | ユーキャンスマイル | 石橋脩 | B’ |
4 | コトブキテティス | 永野猛蔵 | C |
5 | テーオーロイヤル | 菱田裕二 | A |
6 | キラーアビリティ | Cデムーロ | B |
7 | ブレークアップ | 田辺裕信 | A’ |
8 | カントル | 岩田望来 | B |
9 | ディアマンミノル | 荻野極 | B |
10 | ダンディズム | 富田暁 | B |
11 | ラストドラフト | 三浦皇成 | C |
12 | マイネルファンロン | Mデムーロ | B’ |
13 | レインカルナティオ | 菅原明良 | B |
14 | アフリカンゴールド | マーカンド | A |
15 | レッドサイオン | 石川裕紀人 | C |
16 | ヒートオンビート | 戸崎圭太 | B |
17 | ハーツイストワール | 武豊 | B’ |
18 | ボスジラ | ルメール | B |
A評価となったのはテーオーロイヤル、アフリカンゴールドの2頭です。
テーオーロイヤルは前走オールカマーは好位でスムーズに流れに乗れていたように見えましたが、最後の伸びが案外で5着に終わりました。強いて言えば、中距離の早めの流れを追走する競馬が久々だったというのはあるでしょうか。距離伸びて道中の追走が楽になれば変わり身がありそうです。ハンデ57.5kgは妥当なところでしょう。
アフリカンゴールドはここ2走こそ崩れていますが、今期前半は京都記念勝ちを含めて強敵相手にも健闘した走りを見せていました。ステイゴールド産駒は高齢でも力の衰えなく走るため、人気薄ですが大駆けには注意を要します。
続くA’に挙がったのはキングオブドラゴン、ブレークアップの2頭。高い評価の馬はテーオーロイヤル以外は人気薄が多く、ヒモ穴には要注意です。
人気どころでのC評価はラストドラフトです。
2022/11/6(日) 阪神11R みやこS(G3) ダ1800m
1 | サクラアリュール | 藤岡康太 | C |
---|---|---|---|
2 | タガノディアマンテ | 松若風馬 | A |
3 | オメガパフューム | 横山和生 | B |
4 | アイオライト | 鮫島克駿 | C |
5 | ウィリアムバローズ | 横山武史 | B’ |
6 | メイショウフンジン | 酒井学 | A’ |
7 | メイショウドヒョウ | 太宰啓介 | C |
8 | ハピ | 横山典弘 | B |
9 | タイセイドレフォン | 川田将雅 | A’ |
10 | ブリッツファング | 池添謙一 | B’ |
11 | アメリカンフェイス | 今村聖奈 | C |
12 | ハギノアレグリアス | 福永祐一 | B |
13 | ヴァンヤール | 団野大成 | A’ |
14 | サンライズホープ | 幸英明 | A |
15 | クリンチャー | 藤岡佑介 | B’ |
16 | ヒストリーメイカー | 小沢大仁 | B’ |
A評価となったのはタガノディアマンテ、サンライズホープの2頭です。
タガノディアマンテは芝重賞で2着3回の実績馬で、今回が初のダート戦となります。芝では折り合いが難しい馬で、ダートに変わってその部分が改善されるかが鍵でしょう。オルフェーヴル産駒はダートで一変する馬も多く、思わぬ適性を発揮する可能性があります。
サンライズホープは昨年シリウスSを制して以降はあまり良績がありませんが、元々好走と惨敗が極端なタイプで、外枠を引いた今回は一変する可能性を秘めています。内の先行勢を見ながらスムーズな競馬ができれば持ち前の粘り腰発揮のシーンも考慮したいところです。
続くA’にはメイショウフンジン、タイセイドレフォン、ヴァンヤールの3頭が挙がりました。こちらのレースも人気薄に比較的評価の高い馬が揃っています。
上位人気馬はB~B’に多く、馬券の狙い方が難しい印象です。思い切った穴の抜擢も検討したいところです。
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