【重賞期待値ランク】 9/25(日)神戸新聞杯、オールカマー

9月も後半を迎え、いよいよG1シーズン開幕が間近に迫ってきました。明日は東西でG1への重要ステップレースが行われます。

西の神戸新聞杯はご存知、菊花賞の最有力トライアルレースとしてこれまで数多くの菊花賞馬を送り出しています。ただ今年は春のクラシック上位組の出走がなく、確たる中心馬不在の混戦模様といった様相です。主役不在の菊花賞路線に一気に躍り出る馬が出てくるのか、興味深い一戦となります。

東のオールカマーは天皇賞やエリザベス女王杯、さらにはジャパンCへと向かう馬のステップレースということで、各路線から多彩なメンバーが集結しました。復活を期すデアリングタクトにG1取りを目指すソーヴァリアント、テーオーロイヤル、ヴェルトライゼンデらがどのように立ち向かうのか、その力比べが非常に楽しみな一戦です。

それでは期待回収率の解析結果を見ていきます。

ランク付けは下記の通りです。
「A」 買える馬  (期待回収率90%超)
「A’」 AとBの中間 (同 約85%)
「B」 平均的な馬 (同 約80%)
「B’」 BとCの中間 (同 約75%)

「C」 危険な馬  (同 70%未満) 

期待回収率が高い  A → A’ → B → B’ → C 期待回収率が低い

2021年の参考実績はこちらの記事をご覧ください。

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2022/9/25(日) 中京11R 神戸新聞杯(G2) 芝2200m

1 リカンカブール 藤岡康太 B
2 ボルドグフーシュ 吉田隼人 B
3 ミスターホワイト 松若風馬 B’
4 コントゥラット 北村友一 C
5 ヴェローナシチー 団野大成 B
6 ヤマニンゼスト 武豊 C
7 ジャスティンパレス 鮫島克駿 B
8 メイショウラナキラ 秋山真一郎 B
9 サトノヘリオス 浜中俊 B’
10 レヴァンジル Mデムーロ A’
11 パラレルヴィジョン ルメール B
12 ジュンブロッサム 坂井瑠星 A’
13 ビーアストニッシド 岩田康誠 A
14 プラダリア 池添謙一 B
15 アイキャンドウイッ 和田竜二 C
16 アスクワイルドモア 岩田望来 B
17 サンセットクラウド 幸英明 C




A評価となったのはビーアストニッシドです。

G1では決め手の差に泣きましたが、スプリングS勝ち、共同通信杯3着など、G2・G3クラスであれば堅実に上位を賑わせています。距離がやや長い可能性はありますが、実績の割に人気になりにくい馬で、ここも前残りに期待してみる手はあるかもしれません。

A’で続くのがレヴァンジル、ジュンブロッサムの2頭。上位人気は総じてB評価が多くなっています。評価の低い人気馬はおらず、買うとすれば高評価馬から上位人気への流し馬券ということになりそうです。

2022/9/25(日) 中山11R オールカマー(G2) 芝2200m

1 ロバートソンキー 伊藤工真 C
2 ジェラルディーナ 横山武史 B
3 ウインキートス 松岡正海 A’
4 ソーヴァリアント 川田将雅 A’
5 ヴェルトライゼンデ 戸崎圭太 B
6 クリスタルブラック 吉田豊 C
7 アドマイヤアルバ 原田和真 C
8 デアリングタクト 松山弘平 A’
9 クレッシェンドラヴ 内田博幸 B’
10 テーオーロイヤル 菱田裕二 A
11 キングオブドラゴン 三浦皇成 C
12 フライライクバード 福永祐一 B
13 バビット 横山典弘 B




テーオーロイヤルがA評価となりました。

初の一線級相手となった天皇賞春は、最強ステイヤーのタイトルホルダーに真っ向勝負を挑み、最後こそ離されましたがディープボンドには僅差の3着と、G1でも通用する資質の高さを示しました。今回は2200mとこれまでよりは少し忙しい距離になりますが、ズブいタイプではなく末脚もしっかりしたものを持っており、不安よりも期待のほうを感じます。

続くA’にはウインキートス、デアリングタクト、ソーヴァリアントと人気どころの名前が挙がりましたので、素直に人気上位馬中心の馬券で良さそうです。

唯一、人気上位で評価が低かったのはロバートソンキーです。

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