【重賞期待値ランク】 9/11(日)セントウルS、京成杯AH

秋の開幕週を飾るのは恒例の2重賞。西はスプリンターズSの前哨戦セントウルS、東はマイルのハンデG3、京成杯オータムハンデです。

セントウルSはメイケイエール、ソングラインの同期牝馬2頭が2強を形成する様相です。いずれも近走は池添騎手とのコンビでしたが、ソングラインは今回ルメール騎手ということで乗り替わりでもパートナーとしては申し分ありません。本格化以降では初となる両馬の対戦が見ものです。

京成杯オータムハンデは例年通り、開幕週の絶好の馬場での開催となりそうです。1分31秒を切る決着もあるレースで、高速馬場への適性が鍵を握りそうです。

それでは期待回収率の解析結果を見ていきます。

ランク付けは下記の通りです。
「A」 買える馬  (期待回収率90%超)
「A’」 AとBの中間 (同 約85%)
「B」 平均的な馬 (同 約80%)
「B’」 BとCの中間 (同 約75%)

「C」 危険な馬  (同 70%未満) 

期待回収率が高い  A → A’ → B → B’ → C 期待回収率が低い

2021年の参考実績はこちらの記事をご覧ください。

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2022/9/11(日) 中京11R セントウルS(G2) 芝1200m

1 ボンボヤージ 川須栄彦 A’
2 シャンデリアムーン 斎藤新 B
3 ジャスパープリンス 松山弘平 B
4 メイショウケイメイ 古川吉洋 C
5 メイケイエール 池添謙一 A
6 タイセイアベニール 藤岡康太 C
7 サンライズオネスト 横山典弘 A’
8 モントライゼ 川田将雅 B
9 ダディーズビビッド 竹之下智昭 B
10 チェアリングソング 坂井瑠星 B’
11 ソングライン ルメール A’
12 ファストフォース 団野大成 B’
13 ラヴィングアンサー 菱田裕二 C




人気のメイケイエールが堂々のA評価となりました。

折り合いの難しさがよく知られる同馬ですが、池添騎手と手が合ったのか、同騎手騎乗では安定した戦績を残しています。1400mにしてはスローだった前走京王杯SCも大外枠ながらギリギリのところで折り合って結果的には完勝でした。1200mの頂点を目指し、ここは負けられない覚悟での一戦となります。

続くA’はボンボヤージ、サンライズオネスト、ソングラインの3頭。牝馬2強が順当に高評価ですので、馬券は難しくひねる必要はないでしょう。

2022/9/11(日) 中山11R 京成杯オータムハンデ(G3) 芝1600m

1 ベレヌス 西村淳也 B
2 コムストックロード 柴田大知 B
3 インテンスライト 菊沢一樹 B
4 シャーレイポピー 鮫島克駿 B
5 タガノディアマンテ 大野拓弥 A’
6 ミスニューヨーク Mデムーロ A’
7 ルークズネスト 戸崎圭太 A’
8 ダーリントンホール 横山武史 A’
9 シュリ 津村明秀 C
10 ルフトシュトローム 横山和生 C
11 ファルコニア 吉田隼人 B
12 ミッキーブリランテ 岩田康誠 C
13 クリノプレミアム 松岡正海 B
14 レインボーフラッグ 小牧太 C




A評価はおらず、続くA’評価となったのがタガノディアマンテ、ミスニューヨーク、ルークズネスト、ダーリントンホールの4頭です。この中ではタガノディアマンテ、ミスニューヨークの2頭が同じA’の中でも比較的高い評価値となっています。

タガノディアマンテはここ2走大敗続きですが、いずれも折り合い面の難点が出たものです。一気の距離短縮ですが、マイルなら折り合いは問題ないので、あとは後方に控えて展開の助けがあればといったところです。

ミスニューヨークは同舞台のターコイズSを制しており、今回はベストの条件と言えるでしょう。後方からのタイプですので、開幕週の馬場がどうかですが、ペースさえ流れれば一気に浮上してくるでしょう。

上位人気どころではシュリがC評価となっています。

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