今週から全場がローカル開催となり、本格的な夏競馬が始まりました。夏場は何といっても調子の良し悪しと小回りコースの適性を見極めるのがより重要になってきます。
小倉のCBC賞はサマースプリントシリーズ第2弾で、昨年は1.06.0という日本レコードを記録したように、良馬場であれば極限のスピード勝負必至となります。今年は48kgの3歳牝馬から57kgの古馬まで、ハンデ差が9kgと上下の差が大きい一戦となりました。
福島のラジオNIKKEI賞は抜けた馬がいない大混戦模様。こちらもハンデ差は5kgと同世代戦にしてはそれなりにあり、混戦模様に拍車をかけています。
それでは両レースの期待回収率の解析結果を見ていきます。
ランク付けは下記の通りです。
「A」 買える馬 (期待回収率90%超)
「A’」 AとBの中間 (同 約85%)
「B」 平均的な馬 (同 約80%)
「B’」 BとCの中間 (同 約75%)
「C」 危険な馬 (同 70%未満)
期待回収率が高い A → A’ → B → B’ → C 期待回収率が低い
2021年の参考実績はこちらの記事をご覧ください。
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2022/7/3(日) 小倉11R CBC賞(G3) 芝1200m
1 | レインボーフラッグ | 国分優作 | C |
---|---|---|---|
2 | アネゴハダ | 藤懸貴志 | A’ |
3 | レジェーロ | 団野大成 | B |
4 | シホノレジーナ | 角田大河 | C |
5 | テイエムスパーダ | 今村聖奈 | B |
6 | メイショウケイメイ | 小沢大仁 | C |
7 | スナークスター | 富田暁 | C |
8 | タイセイビジョン | 川田将雅 | A’ |
9 | ロードベイリーフ | 和田竜二 | B |
10 | メイショウチタン | 荻野極 | A |
11 | カリボール | 西村淳也 | C |
12 | スマートリアン | 秋山真一郎 | A |
13 | モントライゼ | 北村友一 | B’ |
14 | タマモティータイム | 国分恭介 | B |
15 | スティクス | 幸英明 | A’ |
16 | アンコールプリュ | 藤岡康太 | C |
17 | ファストフォース | 松山弘平 | A |
メイショウチタン、スマートリアン、ファストフォースの3頭がA評価となりました。
メイショウチタンはここまでの4勝がすべて1400mですが、ロードカナロアにマイネルラヴというスプリントG1馬同士の配合ですから、当然1200mに対応する能力は秘めていると見ていいでしょう。開幕週の速い馬場はいかにも合いそうで、休み明けの人気薄ですが警戒を怠ることはできません。
スマートリアンは1600~1800mを主戦場にしてきましたが、前走の1400mでも追走に苦労するような場面は見られず、距離短縮はさほど気にしなくてもいいでしょう。前走は前が空いてからは伸びており、スムーズな競馬になれば上位争いに絡んできそうです。
ファストフォースの昨年の勝ち時計は日本レコードの1.06.0でした。その後も重賞で上位入着を果たしており、このメンバーでは明らかに上位の存在です。昨年より4kg増、そして速い馬が多い中の大外枠が多少気になりますが、当然勝ち負けの有力候補に挙げられます。
続くA’にはアネゴハダ、タイセイビジョン、スティクスの3頭が挙がりました。人気上位どころが評価でも上位に来ており、馬券は比較的絞りやすそうです。
上位人気で評価が低いのはカリボールです。
2022/7/3(日) 福島11R ラジオNIKKEI賞(G3) 芝1800m
1 | サトノヘリオス | 岩田望来 | B |
---|---|---|---|
2 | ホウオウノーサイド | 永野猛蔵 | B’ |
3 | フェーングロッテン | 松若風馬 | B |
4 | オウケンボルト | Mデムーロ | B |
5 | クロスマジェスティ | 内田博幸 | B’ |
6 | ボーンディスウェイ | 石橋脩 | B |
7 | ショウナンマグマ | 菅原明良 | B’ |
8 | タガノフィナーレ | 吉田豊 | C |
9 | ベジャール | 戸崎圭太 | B |
10 | ミッキーブンブン | 菊沢一樹 | C |
11 | ソネットフレーズ | 津村明秀 | A’ |
12 | グランディア | 坂井瑠星 | B’ |
13 | ゴーゴーユタカ | 田辺裕信 | A |
A評価となったのはゴーゴーユタカです。
ここまで中山のマイル戦のみで4戦2勝、2着2回と底を見せていません。ルーラーシップ×アグネスタキオンという血統からはコーナー4つの中距離が合いそうなイメージで、福島1800mはもってこいの印象です。重賞、オープン上位組も多い一戦ですが、いきなり通用する可能性は秘めています。
続くA’には挙がったのはソネットフレーズ。平均より妙味ある存在がこの2頭のみで、また評価の低い人気馬はおらず、馬券の組み立てには頭を悩ませる一戦です。
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