【重賞期待値ランク】　4/24（日）マイラーズC、フローラS

明日はG1へ向けた重要な前哨戦が東西で組まれています。

阪神では安田記念へのステップレース、マイラーズCが行われます。マイル戦線は昨年までの絶対女王グランアレグリアをはじめG1馬が揃って引退したため、確たる中心不在の混戦模様となっています。このレースから新たなスター誕生となるでしょうか。

オークストライアルのフローラSは、昨年は3着のユーバーレーベンが本番を制し、一昨年の勝ち馬ウインマリリンも本番で2着と、近年でもまずまずの関連性を維持しています。今年は桜花賞が大接戦の決着となり、本番の中心馬が見通せない中、ここでの勝ちっぷり次第では一気に中心に浮上する可能性もありそうで、見逃せない一戦となります。

それでは両レースの期待回収率の解析結果を見ていきます。

ランク付けは下記の通りです。
「A」　買える馬　　（期待回収率90％超）
「A’」　AとBの中間 （同　約85％）
「B」　平均的な馬　（同　約80％）
「B’」　BとCの中間 （同　約75％）
「C」　危険な馬　　（同　70％未満） 

期待回収率が高い　　A　→　A’　→　B　→　B’　→　C　期待回収率が低い

2021年の参考実績はこちらの記事をご覧ください。

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2022/4/24（日）　阪神11R　マイラーズC（G2）　芝1600m

A評価はおらず、A’評価がファルコニア、レッドベルオーブの2頭です。

ファルコニアはオープンの安定勢力で重賞でも3着が2度あり、いつ重賞を勝ってもおかしくないところにいます。更に阪神は（3.2.2.1）と好相性で、鞍上もリーディングトップの川田騎手とくれば、馬券圏内の可能性は十分あると見ていいでしょう。

レッドベルオーブは2歳時にデイリー杯勝ち、朝日杯は1番人気で3着と、同世代のマイルではトップクラスの存在でした。骨折で1年休養し、休み明けの前走は掛かってしまいましたが、一度使われての上積みが見込めます。いい形でG1戦線への復帰を果たしたいところです。

人気どころではエアの2頭がいずれもB’とやや低い評価となっています。

2022/4/24（日）　東京11R　フローラS（G2）　芝2000m

A評価となったのはパーソナルハイ、ラスール、ヴァンルーラーの3頭です。

パーソナルハイは桜花賞が進路があればあるいは、といった内容の6着でした。G1後の中1週というローテーションに権利取りへの熱意の高さを感じます。ドバイを制した矢作＆吉田豊コンビで、本番へ堂々名乗りを挙げたいところです。

ラスールはデビュー戦が鮮烈な内容で、ルメール騎手の絶賛ぶりが印象に残ります。血統的にはマイルよりもこのくらいの距離のほうが良さそうで、皐月賞2着のイクイノックスに続くキタサンブラック産駒の大物として、本番の有力候補になる事ができるでしょうか。

ヴァンルーラーは君子蘭賞を逃げ切っての参戦。父ルーラーシップで距離は伸びても問題なさそうで、大外枠からの積極策がなれば開幕週を生かした粘り込みの可能性があります。

続くA’にはホウオウバニラ、シンシアウィッシュの2頭が挙がりました。

評価の低い人気馬はマイシンフォニーです。

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