【重賞期待値ランク】 4/17(日)皐月賞、アンタレスS

明日は牡馬クラシック第一弾、皐月賞が行われます。

クラシック一冠目は「速い馬が勝つ」と言われるスピード能力と、小回り向きの器用さが求められる一戦です。今年も近年の傾向通りぶっつけの有力馬が多く、各馬の力関係が読みにくくなっています。混戦の皐月賞を制し、ダービー馬への最短距離の座を射止めるのは果たしてどの馬でしょうか。

阪神で行われるダートG3のアンタレスSとあわせて、期待回収率の解析結果を見ていきます。

ランク付けは下記の通りです。
「A」 買える馬  (期待回収率90%超)
「A’」 AとBの中間 (同 約85%)
「B」 平均的な馬 (同 約80%)
「B’」 BとCの中間 (同 約75%)

「C」 危険な馬  (同 70%未満) 

期待回収率が高い  A → A’ → B → B’ → C 期待回収率が低い

2021年の参考実績はこちらの記事をご覧ください。

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2022/4/17(日) 中山11R 皐月賞(G1) 芝2000m

1 ダノンベルーガ 川田将雅 B
2 アスクビクターモア 田辺裕信 A
3 トーセンヴァンノ 木幡巧也 A’
4 キラーアビリティ 横山武史 B
5 グランドライン 三浦皇成 B’
6 ジャスティンロック 戸崎圭太 B’
7 ボーンディスウェイ 石橋脩 B
8 ダンテスヴュー 吉田隼人 C
9 サトノヘリオス 岩田望来 B
10 ジャスティンパレス Mデムーロ B
11 オニャンコポン 菅原明良 A’
12 ドウデュース 武豊 B
13 ビーアストニッシド 和田竜二 B
14 ジオグリフ 福永祐一 B
15 ラーグルフ 丸田恭介 C
16 デシエルト 岩田康誠 C
17 マテンロウレオ 横山典弘 C
18 イクイノックス ルメール A




A評価となったのはアスクビクターモア、イクイノックスの2頭です。

アスクビクターモアは前走弥生賞を含めて中山で3勝すべてを挙げており、舞台適性は申し分ありません。ここまで常に好位からの競馬をしているその器用さは、多頭数の皐月賞にはうってつけに思えます。幸い好枠を引き、スムーズに流れに乗れれば馬券圏内の可能性は高そうです。

イクイノックスはキタサンブラックの初年度産駒でここまで2戦2勝。何と言っても上がり32.9で差し切った東スポ杯の内容が鮮烈でした。未経験の中山小回りコース、そして大外18番枠が果たしてどう出るかですが、それを克服できるだけの能力を秘めている可能性はあります。

続くA’に挙がったのはトーセンヴァンノ、オニャンコポン。前日1番人気の2歳王者ドウデュースはBと平均的な評価です。人気どころで評価が低いのはデシエルトです。

2022/4/17(日) 阪神11R アンタレスS(G3) ダ1800m

1 アナザートゥルース 松田大作 A’
2 ライトウォーリア 松若風馬 B
3 カデナ 池添謙一 B’
4 ウェスタールンド 藤岡佑介 B
5 ケイアイパープル 藤岡康太 A’
6 サクラアリュール 酒井学 B’
7 アルーブルト 浜中俊 B
8 オメガパフューム 横山和生 B
9 ユアヒストリー 富田暁 C
10 ニューモニュメント 小崎綾也 B
11 プリティーチャンス 柴山雄一 B’
12 バーデンヴァイラー 幸英明 C
13 グロリアムンディ 坂井瑠星 B’
14 デュープロセス 秋山真一郎 B
15 ヒストリーメイカー 内田博幸 C
16 オーヴェルニュ 鮫島克駿 A




A評価となったのはオーヴェルニュです。

G1だとやや足りない感じですが、G2、G3では堅実に走っており、このメンバーでも主力級に扱って良いでしょう。中京巧者の印象ですが、阪神でも3勝を挙げておりさほど問題はなさそうです。揉まれると今一つのタイプですので、大外枠は却っていいかもしれません。

A’で続くのがアナザートゥルース、ケイアイパープルの2頭。実績では抜けているオメガパフュームはBとまずまずの評価です。

ダート6戦5勝で注目のバーデンヴァイラーがC評価となりました。

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