明日は東西でマイルのG2が2鞍。西は古馬牝馬による阪神牝馬S、東ではNHKマイルCのトライアル、ニュージーランドTが行われます。
阪神牝馬Sは春の牝馬女王決定戦、ヴィクトリアMの前哨戦です。今年は12頭と少頭数ですが、昨年の秋華賞馬アカイトリノムスメや昨年の勝ち馬デゼル、ジェンティルドンナ産駒の良血ジェラルディーナなど、なかなかの好メンバーが揃いました。
ニュージーランドTは近年本番との関連性が低下しており、今年も重賞馬は1頭のみとやや低調なメンバーと言えそうです。ただその唯一の重賞馬マテンロウオリオンにとっては、このレースをクリアできれば本番の頂点の座が見えてきそうで、ここでどんな競馬を見せるかが注目点となります。
それでは両レースの期待回収率の解析結果を見ていきます。
ランク付けは下記の通りです。
「A」 買える馬 (期待回収率90%超)
「A’」 AとBの中間 (同 約85%)
「B」 平均的な馬 (同 約80%)
「B’」 BとCの中間 (同 約75%)
「C」 危険な馬 (同 70%未満)
期待回収率が高い A → A’ → B → B’ → C 期待回収率が低い
2021年の参考実績はこちらの記事をご覧ください。
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2022/4/9(土) 阪神11R 阪神牝馬S(G2) 芝1600m
1 | ローレルアイリス | 川又賢治 | C |
---|---|---|---|
2 | アンドヴァラナウト | 福永祐一 | A’ |
3 | デゼル | 川田将雅 | A’ |
4 | メイショウミモザ | 鮫島克駿 | B’ |
5 | アカイトリノムスメ | 戸崎圭太 | A’ |
6 | ムジカ | 池添謙一 | C |
7 | テーオーラフィット | 岩田望来 | B’ |
8 | ラルナブリラーレ | 和田竜二 | C |
9 | ジェラルディーナ | 幸英明 | B |
10 | クリスティ | 松若風馬 | A’ |
11 | クリノフラッシュ | 藤岡佑介 | A |
12 | マジックキャッスル | 浜中俊 | C |
A評価となったのは人気薄のクリノフラッシュです。
明け7歳を迎えましたが今年に入りダートの3勝クラスを圧勝、前走エンプレス杯でも4着とここに来ての充実ぶりは確かです。ただし今回は久々の芝ということで相手関係が問題となります。父エイシンフラッシュに母は桜花賞3着のホーネットピアスと血統的に芝がダメとは思えませんので、穴党であれば多少マークしてもいいかもしれません。
続くA’にはアンドヴァラナウト、デゼル、アカイトリノムスメ、クリスティの4頭で、比較的人気どころが多く挙がりました。大きな波乱の可能性は低そうです。
評価の低い人気馬はマジックキャッスルです。
2022/4/9(土) 中山11R ニュージーランドT(G2) 芝1600m
1 | マテンロウオリオン | 横山典弘 | B |
---|---|---|---|
2 | ティーガーデン | ルメール | A |
3 | モチベーション | 秋山稔樹 | C |
4 | アバンチュリエ | 横山武史 | A |
5 | ベルウッドブラボー | 丸山元気 | C |
6 | ジャングロ | 武豊 | B |
7 | リューベック | 吉田隼人 | A’ |
8 | サーマルウインド | 岩田康誠 | C |
9 | エイシンシュトルム | 石川裕紀人 | B |
10 | デルマグレムリン | Mデムーロ | C |
11 | エンペザー | 坂井瑠星 | B’ |
A評価となったのはティーガーデン、アバンチュリエの2頭です。
ティーガーデンは出世レースのひいらぎ賞を制した素質馬ですが、1400mのファルコンSはスピード自慢揃いの中、やや距離不足の感がありました。今回は1ハロン伸びて自分の競馬ができそうで、さらにルメール騎乗とあり巻き返しの条件は揃ったと言えます。
アバンチュリエは唯一崩れたのが共同通信杯で、マイルではここまで大崩れがありませんので、ここでも争覇圏内に入ってくる可能性は十分です。関東リーディング1位の若武者、横山武史騎手の手綱捌きが見ものです。
続くA’にはリューベックが挙がりました。人気のマテンロウオリオンはBと平均的な評価となっています。人気どころで評価が低いのはサーマルウインド、デルマグレムリンです。
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