明日土曜日は東西で2重賞が行われます。
今年のチューリップ賞は阪神JFの1、3、4着馬が参戦し、本番さながらのメンバー構成となりました。前日オッズでも3強の様相を呈しており、前哨戦とはいえ桜花賞へ向けて見逃せない一戦となります。
オーシャンSは高松宮記念の前哨戦ですが、近年は本番への関連度は今ひとつ。今年も大物の参戦はありませんが、力の拮抗したメンバーで馬券的には検討しがいのある一戦です。
それでは両レースの期待回収率の解析結果を見ていきます。
ランク付けは下記の通りです。
「A」 買える馬 (期待回収率90%超)
「A’」 AとBの中間 (同 約85%)
「B」 平均的な馬 (同 約80%)
「B’」 BとCの中間 (同 約75%)
「C」 危険な馬 (同 70%未満)
期待回収率が高い A → A’ → B → B’ → C 期待回収率が低い
2021年の参考実績はこちらの記事をご覧ください。
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2022/3/5(土) 阪神11R チューリップ賞(G2) 芝1600m
1 | ピンハイ | 高倉稜 | B’ |
---|---|---|---|
2 | ジャマン | 松山弘平 | B |
3 | サークルオブライフ | Mデムーロ | B |
4 | アンジェリーナ | 横山典弘 | B |
5 | スプリットザシー | 団野大成 | C |
6 | ナミュール | 横山武史 | B’ |
7 | ルピナスリード | 池添謙一 | C |
8 | サウンドビバーチェ | 石橋脩 | B |
9 | ウォーターナビレラ | 武豊 | A’ |
10 | ラリュエル | 川田将雅 | B’ |
11 | ルージュスティリア | 岩田望来 | B |
12 | シークルーズ | 三浦皇成 | B’ |
13 | ツッチーフェイス | 小沢大仁 | B |
14 | ステルナティーア | 福永祐一 | B |
15 | オーソレミオ | 横山和生 | B |
A評価はおらず、続くA’評価となったのが3強の一角ウォーターナビレラです。
ファンタジーSを制し阪神JFも3着と、このメンバーでも実績と安定感は光ります。前走は決め手比べで屈しましたが、今回はあまり速くなりそうもないメンバー構成ですので、好位からレースが出来るこの馬の長所が活かせそうで、逆転のシーンは十分見込めそうです。
他の3強は、G1馬サークルオブライフはBと標準的、巻き返しを図るナミュールはB’と今一つの評価となっています。
2022/3/5(土) 中山11R オーシャンS(G3) 芝1200m
1 | マリアズハート | 大野拓弥 | B’ |
---|---|---|---|
2 | スマートクラージュ | 戸崎圭太 | B’ |
3 | ファストフォース | 鮫島克駿 | A’ |
4 | ダイメイフジ | 田辺裕信 | B’ |
5 | ダディーズビビッド | 浜中俊 | B’ |
6 | ボンボヤージ | 吉田豊 | B |
7 | ジャンダルム | 荻野極 | B |
8 | キルロード | 内田博幸 | A’ |
9 | デトロイトテソーロ | 菅原明良 | B |
10 | ナランフレグ | 丸田恭介 | C |
11 | マイネルジェロディ | 柴田大知 | A’ |
12 | ビオグラフィー | 斎藤新 | B |
13 | サヴォワールエメ | 石川裕紀人 | B’ |
14 | ビアンフェ | 藤岡佑介 | B |
15 | ロードベイリーフ | 亀田温心 | C |
こちらもA評価はおらず、A’評価がファストフォース、キルロード、マイネルジェロディの3頭です。
ファストフォースは昨年のCBC賞で日本レコードをマークした快速馬。他にも速い馬はいますが、絶好枠から行き切れれば容易に止まることはないでしょう。
キルロードもファストフォースと同じ血統の快速馬。今回は初の重賞挑戦で、ペースの違いに対応できるかどうかが鍵となります。
マイネルジェロディは明け4歳の成長勢力。暮れの3勝クラスを同日のオープンを上回る時計で制し、オープン入り後も堅実な走りを見せています。初重賞挑戦ですが軽視は禁物です。
一方、人気どころで評価が低いのはナランフレグです。
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