明日のメインは、3場とも春の3歳G1へ向けた重要なステップレースが揃いました。
東は桜花賞への最終キップを賭けたフラワーC、中京ではNHKマイルCのトライアルとなるファルコンS。また西ではオープンながら皐月賞に向けて重要な前哨戦である若葉Sが行われます。
通常は重賞のみのデータ公開ですが、若葉Sは重賞並みの注目競走ですので、本日は若葉Sを加えた上記3レースの解析結果を公開することとします。
ランク付けは下記の通りです。
「A」 買える馬 (期待回収率90%超)
「A’」 AとBの中間 (同 約85%)
「B」 平均的な馬 (同 約80%)
「B’」 BとCの中間 (同 約75%)
「C」 危険な馬 (同 70%未満)
期待回収率が高い A → A’ → B → B’ → C 期待回収率が低い
参考実績は過去の記事をご覧ください。
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月刊誌「競馬最強の法則」監修
2018/3/17(土) 中京11R ファルコンS(G3) 芝1400m
1 | ムスコローソ | 津村明秀 | B’ |
---|---|---|---|
2 | モズスーパーフレア | 中谷雄太 | B |
3 | アシャカデッシュ | 丸山元気 | B’ |
4 | テンクウ | 田辺裕信 | A |
5 | カイザーメランジェ | 武士沢友治 | C |
6 | ドラグーンシチー | 藤岡康太 | B’ |
7 | アサクサゲンキ | 武豊 | B’ |
8 | フロンティア | 川田将雅 | B |
9 | ダノンスマッシュ | 戸崎圭太 | B’ |
10 | ミスターメロディ | 福永祐一 | A |
11 | アンブロジオ | 横山典弘 | C |
12 | ヒシコスマー | 荻野極 | C |
13 | タイセイアベニール | 北村友一 | B’ |
14 | ダークリパルサー | 柴山雄一 | B’ |
15 | タイセイプライド | 岩田康誠 | A’ |
16 | エールショー | 松若風馬 | B’ |
テンクウとミスターメロディがA評価となりました。両馬とも最近増加しつつあるStorm Catの父系。どうしてもダート向きのイメージですが、2歳~3歳前半であれば芝でも通用するケースは多いので、狙い目として十分です。なお、同父系のタイセイプライドもA’と比較的高い評価です。
人気組ではアンブロジオが評価が伸びず、C評価となっています。
2018/3/17(土) 阪神11R 若葉S(OP)
1 | クリノカポネ | 津村明秀 | B’ |
---|---|---|---|
2 | ダノンフォーチュン | 浜中俊 | C |
3 | ロードアクシス | 酒井学 | B’ |
4 | メイショウテッコン | 古川吉洋 | A |
5 | シエラネバダ | 松山弘平 | C |
6 | ビービーデフィ | 藤岡佑介 | A’ |
7 | アイトーン | 国分恭介 | B’ |
8 | ダブルシャープ | 和田竜二 | B |
9 | ジュンヴァルロ | バルジュー | A |
10 | テイエムリボー | 四位洋文 | C |
11 | タニノフランケル | 幸英明 | B |
12 | タイムフライヤー | ルメール | B |
A評価はメイショウテッコン、ジュンヴァルロの2頭となっています。
ホープフルSの勝ち馬タイムフライヤーは標準的なB評価。また、C評価にダノンフォーチュンの名前が挙がっています。
2018/3/17(土) 中山11R フラワーC(G3)
1 | メサルティム | 石橋脩 | B |
---|---|---|---|
2 | バケットリスト | ミナリク | C |
3 | ノームコア | 北村宏司 | B’ |
4 | ロックディスタウン | 池添謙一 | A |
5 | ノーブルカリナン | 勝浦正樹 | B’ |
6 | インヴィジブルワン | 三浦皇成 | B |
7 | ウスベニノキミ | 内田博幸 | B |
8 | モルフェオルフェ | 吉田隼人 | B |
9 | トーセンブレス | 柴田善臣 | C |
10 | カンタービレ | Mデムーロ | A’ |
11 | キープシークレット | 柴田大知 | B |
12 | ファストライフ | 大野拓弥 | B’ |
13 | カラリエーヴァ | 江田照男 | B |
札幌2歳Sの勝ち馬ロックディスタウンがただ1頭A評価となりました。
阪神JFは大外枠が災いし、掛かってしまったのが最大の敗因。そこさえ克服すれば、1勝馬相手のここでは力上位と見るのが妥当でしょう。
前日で人気を分け合っているカンタービレもA’評価ですので、この2頭の争いになる可能性は高いと思われます。
人気では上記の2頭に次ぐトーセンブレスがC評価となっているなど、3番手争いが混戦模様です。
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