【重賞期待値ランク】　12/12（日）阪神JF、カペラS

今週のG1は2歳牝馬女王決定戦、阪神ジュベナイルフィリーズです。

例年牝馬クラシックの登竜門として、上位組は本番での活躍が約束されるほどの重要なレース。昨年の上位馬ソダシ、サトノレイナス、ユーバーレーベンがそのまま今年のクラシックの主役を務めたのは記憶に新しいところです。来年のクラシックを占うために、レース内容をじっくりと見定めたい一戦です。

中山のダート重賞カペラSとあわせて、期待回収率の解析結果を見ていきます。

ランク付けは下記の通りです。
「A」　買える馬　　（期待回収率90％超）
「A’」　AとBの中間 （同　約85％）
「B」　平均的な馬　（同　約80％）
「B’」　BとCの中間 （同　約75％）
「C」　危険な馬　　（同　70％未満） 

期待回収率が高い　　A　→　A’　→　B　→　B’　→　C　期待回収率が低い

2020年の参考実績はこちらの記事をご覧ください。

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2021/12/12（日）　阪神11R　阪神ジュベナイルフィリーズ（G1）　芝1600m

A評価はおらず、A’評価がタナザウィング、シークルーズ、サク、ダークペイジ、ベルクレスタ、ナミュールの6頭です。

A’の6頭の中で最も評価が高いのはタナザウィングです。今をときめくエピファネイア産駒で、デビュー戦は好位からしぶとい脚を使っての勝利。決して目立つ勝ち方ではなく今回も人気薄ですが、長く脚を使うタイプで、厳しい流れになって浮上する可能性はあります。

人気上位に抜けた評価の馬はおらず、馬券的には非常に難しい一戦です。1番人気になりそうなナミュールが一応A’ですので、もし買うなら素直にここからになるでしょうか。評価の低い人気馬はいませんでした。

2021/12/12（日）　中山11R　カペラS（G3）　ダ1200m

A評価にはスマートダンディー、ロイヤルパールス、ミスズグランドオー、モズスーパーフレアの4頭が挙がりました。

スマートダンディーは重賞実績こそありませんがオープン特別は3勝しており、能力的には重賞でも十分通用していい存在です。主に1400mが主戦場ですので、1200mの速い流れに対応できるかが鍵でしょう。

ロイヤルパールスはなんと言ってもながつきSの単勝万馬券が印象に残ります。その時と今回は同じ条件で、再度の一発があるかは流れに乗れるかどうかでしょう。

ミスズグランドオーは勢いに乗る3歳馬で、前走3勝クラスは2番手から抜け出しての圧勝。素質は重賞級のものがありそうです。ただオープンクラスはスピードも違いますので、いきなり通じるかどうかです。

モズスーパーフレアは芝のG1馬ですが、ダートでも大きく崩れることなく走れています。父スペイトタウンで地方よりは時計の速い中央のダートのほうが合いそうで、スピードの違いを見せつける可能性もあります。

A’はおりませんので、馬券は上記4頭を重視した組み合わせが良さそうです。評価の低い人気馬はダンシングプリンス、ディサーニングです。

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