【重賞期待値ランク】　11/7（日）アルゼンチン共和国、みやこS

明日は東西で古馬G1に向けた重要なステップレースが行われます。

府中では伝統のG2、アルゼンチン共和国杯。近年ではゴールドアクター、シュヴァルグラン、スワーヴリチャードがここから後のG1馬に上り詰めました。今後の飛躍につなげる馬はどの馬か、レース内容を見定めたい一戦です。

阪神のみやこSはチャンピオンズCの重要な前哨戦です。クリソベリルが引退し、地方馬が初めてJBCクラシックを制すなど、中央のダート路線は中心不在。レパードSを制した3歳馬メイショウムラクモがダート界の頂点に王手をかけるか、はたまた歴戦の古馬がそれを阻止するのか、今後のダート路線を占う上でも注目のレースとなります。

それでは期待回収率の解析結果を見ていきます。

ランク付けは下記の通りです。
「A」　買える馬　　（期待回収率90％超）
「A’」　AとBの中間（同　約85％）
「B」　平均的な馬　（同　約80％）
「B’」　BとCの中間（同　約75％）
「C」　危険な馬　　（同　70％未満）

期待回収率が高い　　A　→　A’　→　B　→　B’　→　C　期待回収率が低い

2020年の参考実績はこちらの記事をご覧ください。

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2021/11/7（日）　東京11R　アルゼンチン共和国（G2）　芝2500m

1	レクセランス	戸崎圭太	C
2	オウケンムーン	団野大成	C
3	サトノソルタス	大野拓弥	C
4	ロードマイウェイ	岩田康誠	B’
5	フライライクバード	岩田望来	B
6	アイアンバローズ	石橋脩	C
7	アドマイヤアルバ	吉田豊	C
8	アイスバブル	三浦皇成	A’
9	ディアマンミノル	荻野極	B’
10	オーソリティ	ルメール	A
11	ゴースト	鮫島克駿	B
12	マイネルウィルトス	Mデムーロ	A’
13	ボスジラ	田辺裕信	A
14	トーセンカンビーナ	石川裕紀人	B’
15	アンティシペイト	横山武史	B

A評価となったのはオーソリティ、ボスジラの2頭です。

オーソリティは昨年の覇者。東京では重賞3戦2勝、2着1回とほぼ完璧な成績を残しています。休み明けは昨年も同様で特に不安はありません。ルメール騎乗も心強く、中心視して良さそうな材料が揃いました。

ボスジラはオープン入り後は洋芝の札幌での実績が目立ちますが、東京で3勝クラスを勝っており、不安というほどのものはありません。3勝クラス勝ちでも上位人気になっているこのメンバーなら、十分勝負圏内でしょう。

続くA’はアイスバブル、マイネルウィルトスの2頭。評価の低い人気馬はサトノソルタス、アイアンバローズです。

2021/11/7（日）　阪神11R　みやこS（G3）　ダ1800m

1	アンセッドヴァウ	池添謙一	B’
2	ロードゴラッソ	酒井学	C
3	メイショウハリオ	浜中俊	B
4	ヴェンジェンス	幸英明	A’
5	アナザートゥルース	松山弘平	B
6	ロードブレス	坂井瑠星	B’
7	スワーヴアラミス	松田大作	B
8	ニューモニュメント	藤岡康太	B
9	オーヴェルニュ	和田竜二	A
10	メイショウムラクモ	柴田善臣	B
11	クリンチャー	武豊	B
12	ラストマン	小牧太	C
13	アシャカトブ	秋山真一郎	A
14	エクスパートラン	藤懸貴志	C
15	ダンビュライト	松若風馬	B
16	プリティーチャンス	藤岡佑介	C

A評価となったのはオーヴェルニュ、アシャカトブの2頭です。

オーヴェルニュはダート1800ｍが得意で、自分の形に持ち込めれば力を発揮しますが負けるときは大敗が多いタイプです。今回はどうしても行くような馬は不在で、スタートさえ決まれば自分の形に持ち込めそうで、実績通りの走りが期待できそうです。

アシャカトブはここ2戦は大敗しているものの、自分の形に持ち込めなかったことが原因です。シニスターミニスター産駒にはこういったタイプが多く、全く人気はありませんがいきなりの大駆けの可能性は秘めています。

続くA’にはヴェンジェンスが挙がりました。人気どころはほとんどがB評価以上で、実績通りの順当な決着の可能性が高いでしょう。

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