明日は古馬中距離の頂点を決める一戦、天皇賞(秋)が行われます。
三冠馬コントレイルとマイル女王グランアレグリアの2度目の対決に加え、今年の皐月賞馬エフフォーリアも参戦し、3強が激突する非常に興味深い一戦となりました。
コントレイルは今年いっぱいでの現役引退が決まっており、有終を飾るためにもここを勝って引退レースのジャパンCに臨みたいところ。グランアレグリアは喉の手術明けですが、得意の府中でコントレイル逆転を狙います。エフフォーリアは2kg軽い斤量を生かし、シンボリクリスエス以来の3歳馬制覇を成し遂げる事ができるでしょうか。
カレンブーケドール、ワールドプレミアなど伏兵陣も虎視眈々と盾を狙う注目の一戦、期待回収率の解析結果を見ていきます。
ランク付けは下記の通りです。
「A」 買える馬 (期待回収率90%超)
「A’」 AとBの中間 (同 約85%)
「B」 平均的な馬 (同 約80%)
「B’」 BとCの中間 (同 約75%)
「C」 危険な馬 (同 70%未満)
期待回収率が高い A → A’ → B → B’ → C 期待回収率が低い
2020年の参考実績はこちらの記事をご覧ください。
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2021/10/31(日) 東京11R 天皇賞(秋)(G1) 芝2000m
1 | コントレイル | 福永祐一 | B |
---|---|---|---|
2 | カデナ | 田辺裕信 | C |
3 | モズベッロ | 池添謙一 | C |
4 | ポタジェ | 川田将雅 | A’ |
5 | エフフォーリア | 横山武史 | B |
6 | トーセンスーリヤ | 横山和生 | B |
7 | ワールドプレミア | 岩田康誠 | A |
8 | サンレイポケット | 鮫島克駿 | B’ |
9 | グランアレグリア | ルメール | B |
10 | カイザーミノル | 横山典弘 | B |
11 | ムイトオブリガード | 柴田善臣 | C |
12 | ラストドラフト | 三浦皇成 | C |
13 | ペルシアンナイト | 大野拓弥 | B |
14 | カレンブーケドール | 戸崎圭太 | A’ |
15 | ヒシイグアス | 松山弘平 | A’ |
16 | ユーキャンスマイル | 藤岡佑介 | B |
A評価となったのはワールドプレミアです。
春の天皇賞でG1 2勝目を挙げて以来のぶっつけの一戦となります。実績的には当然上位争い候補の1頭ですが、やはり問題は久々の2000mという距離でしょう。ここ何戦かとはペースが違いますので、流れに対応できるかどうか。実力の割にさほど人気がなさそうで、距離短縮を克服する方に賭けてみる手はあります。
続くA’はポタジェ、カレンブーケドール、ヒシイグアスの3頭です。3強の評価はすべてB評価と標準的となりました。波乱は考えにくく、上位人気中心の馬券ということになりそうです。
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