今週より開催替わりとなり、秋のG1シリーズに向けた前哨戦も最高潮を迎えます。
明日の重賞は2歳のマイル戦、サウジアラビアロイヤルCです。昨年の勝ち馬ステラヴェローチェは皐月賞、ダービーともに3着となり、先日の神戸新聞杯を制して菊花賞の最有力候補となっています。それ以前の勝ち馬にもサリオス、グランアレグリア、ダノンプレミアムとG1馬がズラリと勢揃い。ここを制すればG1に手が届く可能性が高い、かなりの出世レースと言えます。
将来を見据えた注目の一戦、期待回収率の解析結果を見ていきます。
ランク付けは下記の通りです。
「A」 買える馬 （期待回収率90％超）
「A’」 AとBの中間 （同 約85％）
「B」 平均的な馬 （同 約80％）
「B’」 BとCの中間 （同 約75％）
「C」 危険な馬 （同 70％未満）
期待回収率が高い A → A’ → B → B’ → C 期待回収率が低い
2020年の参考実績はこちらの記事をご覧ください。
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2021/10/9（土） 東京11R サウジアラビアロイヤルC（G3） 芝1600m
| 1 | スタニングローズ | 戸崎圭太 | B |
|---|---|---|---|
| 2 | ケッツァー | 柴田大知 | B’ |
| 3 | ステルナティーア | 福永祐一 | A’ |
| 4 | ガトーフレーズ | Mデムーロ | C |
| 5 | ロードリライアブル | 横山武史 | B’ |
| 6 | コマンドライン | ルメール | A |
| 7 | ウナギノボリ | 菅原明良 | B’ |
A評価となったのはコマンドラインです。
新馬戦は単勝1.1倍の断然人気に応え、上がり最速での楽勝でした。2、3着馬がその後勝ち上がっていますので低レベルというわけではなさそうです。近年、2歳新馬開幕週の東京1600ｍの勝ち馬にはクラシック活躍馬が多数いますが、この馬もそれに続く事が出来るでしょうか。人気でも逆らうことは難しそうです。
続くA’はステルナティーアで、人気2頭が上位評価となりました。堅い決着となることが濃厚です。
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