【重賞期待値ランク】 6/20(日)マーメイドS、ユニコーンS

全国的に梅雨入りし、すっきりしない空模様の中での競馬開催。今週はマーメイドS、ユニコーンSと東西でそれぞれG3が行われます。

マーメイドSは牝馬のハンデ戦で、荒れるレースとして名高い重賞です。梅雨時期ということで多少馬場が重めのことが多いのもその要因でしょう。今年も前日の道悪が残りそうで、波乱の傾向に拍車がかかりそうです。

ユニコーンSは中央の3歳ダート馬にとっては春の目標の一戦となります。近年の勝ち馬には後のG1馬がズラリと勢揃い、ここを勝てばトップホースの座が約束されていると言っても過言ではありません。ここから将来へ羽ばたく馬はどの馬か、目が離せない一戦です。

それでは両レースの期待回収率の解析結果を見ていきます。

ランク付けは下記の通りです。
「A」 買える馬  (期待回収率90%超)
「A’」 AとBの中間 (同 約85%)
「B」 平均的な馬 (同 約80%)
「B’」 BとCの中間 (同 約75%)

「C」 危険な馬  (同 70%未満) 

期待回収率が高い  A → A’ → B → B’ → C 期待回収率が低い

2020年の参考実績はこちらの記事をご覧ください。

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2021/6/20(日) 阪神11R マーメイドS(G3) 芝2000m

1 シャムロックヒル 藤懸貴志 C
2 アブレイズ 浜中俊 B
3 ホウオウエミーズ 丸田恭介 B’
4 カセドラルベル 和田竜二 A’
5 シャドウディーヴァ 福永祐一 A’
6 フィリアプーラ 菊沢一樹 B
7 レッドベルディエス 幸英明 C
8 ソフトフルート 横山和生 A
9 イズジョーノキセキ 西村淳也 A’
10 キングスタイル 高倉稜 C
11 パッシングスルー 荻野極 A’
12 アンドラステ 岩田望来 B’
13 クラヴェル 横山典弘 C
14 サンクテュエール 川田将雅 C
15 ミスニューヨーク 加藤祥太 B
16 アッシェンプッテル 太宰啓介 B




A評価となったのはソフトフルートです。

前走準オープン勝ちでここは昇級戦となりますが、秋華賞3着、エリザベス女王杯6着の実績があり、重賞でも全く引けを取りません。G1での好走歴から、地力勝負になりやすいオープンクラスの流れのほうが向くタイプと見られます。道悪も苦にせず、ここは十分好勝負でしょう。

A’で続くのがカセドラルベル、シャドウディーヴァ、イズジョーノキセキ、パッシングスルーです。人気も割れているハンデ戦ですので、手広く構えたいところです。

評価が低い人気馬はレッドベルディエス、クラヴェル、サンクテュエールです。

2021/6/20(日) 東京11R ユニコーンS(G3) ダ1600m

1 ゲンパチフォルツァ 木幡巧也 B
2 スマッシャー 坂井瑠星 C
3 ティアップリオン 内田博幸 C
4 ラペルーズ ルメール B
5 イグナイター 武藤雅 A’
6 クリーンスレイト 田辺裕信 B
7 ケイアイロベージ 三浦皇成 B’
8 サンライズウルス 藤井勘一郎 B’
9 ブラックアーメット 津村明秀 B
10 プロバーティオ Mデムーロ B’
11 ヴィゴーレ 丸山元気 B
12 ローウェル 団野大成 A
13 ピンクカメハメハ 北村宏司 A’
14 カレンロマチェンコ 松若風馬 C
15 サヴァ 石川裕紀人 B
16 ルーチェドーロ 戸崎圭太 B




A評価となったのはローウェルです。

ダートは3戦2勝と底を見せておらず、兄ラウダシオンと血統も筋が通っており、侮れない存在です。母が短距離系で自身も1400mまでしか実績がなく、直線長い府中の1600mがどうかという懸念はありますが、前日の雨でスピードが生きる軽い馬場になりそうなのは好材料でしょう。

A’で続くのがイグナイター、ピンクカメハメハの2頭。高評価は人気薄ばかりとなっています。

上位人気馬はB評価以下が多く、馬券は買いにくい一戦です。評価の低い人気馬はスマッシャー、カレンロマチェンコです。

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