いよいよ明日は3歳世代の頂点を決める一戦、日本ダービーが行われます。
昨年のコントレイルに続き、今年もエフフォーリアが4戦4勝と同じく無敗で皐月賞馬となり、昨年に続く無敗の2冠達成を狙います。対抗勢力は例年のように皐月賞上位組に青葉賞や毎日杯などの別路線組がいますが、何と言っても注目は桜花賞2着のサトノレイナスの挑戦。オークスを蹴っての参戦はあのウオッカを思い出させるものがあります。初の牡馬相手でどのような走りを見せるのか、注目が集まります。
最終12Rに組まれた目黒記念とあわせて、期待回収率の解析結果を見ていきます。
ランク付けは下記の通りです。
「A」 買える馬 (期待回収率90%超)
「A’」 AとBの中間 (同 約85%)
「B」 平均的な馬 (同 約80%)
「B’」 BとCの中間 (同 約75%)
「C」 危険な馬 (同 70%未満)
期待回収率が高い A → A’ → B → B’ → C 期待回収率が低い
2020年の参考実績はこちらの記事をご覧ください。
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2021/5/30(日) 東京11R 東京優駿(G1) 芝2400m
1 | エフフォーリア | 横山武史 | A’ |
---|---|---|---|
2 | ヴィクティファルス | 池添謙一 | B’ |
3 | タイムトゥヘヴン | 石橋脩 | B’ |
4 | レッドジェネシス | 横山典弘 | B |
5 | ディープモンスター | 武豊 | B’ |
6 | バジオウ | 大野拓弥 | B’ |
7 | グラティアス | 松山弘平 | B’ |
8 | ヨーホーレイク | 川田将雅 | B’ |
9 | ラーゴム | 浜中俊 | B’ |
10 | シャフリヤール | 福永祐一 | B |
11 | ステラヴェローチェ | 吉田隼人 | B |
12 | ワンダフルタウン | 和田竜二 | C |
13 | グレートマジシャン | 戸崎圭太 | C |
14 | タイトルホルダー | 田辺裕信 | B’ |
15 | アドマイヤハダル | Mデムーロ | B |
16 | サトノレイナス | ルメール | A’ |
17 | バスラットレオン | 藤岡佑介 | A’ |
A評価はおらず、続くA’評価がエフフォーリア、サトノレイナス、バスラットレオンの3頭です。
昨年に続く無敗の皐月賞馬に輝いたエフフォーリア。ロスのない完璧な競馬だったにしても、後続につけた3馬身差は決定的と言えるものがあります。懸念があるとすれば最内枠で、出負け気味から包まれる展開になった時や、土曜日が外伸びの馬場だったのが気になる材料です。とは言え実力を発揮できれば勝ち負けの最有力候補には違いないでしょう。
サトノレイナスは阪神JF、桜花賞と素晴らしい切れ味を見せましたがソダシを捕まえることが出来ませんでした。切れ味は世代屈指で、東京の高速馬場はいかにも合いそうです。近年、牝馬の世代トップは牡馬に伍して走れることは証明されています。速い馬がいて展開も向きそうで、名手ルメールを背に世代の頂点に立つシーンも十分考えられます。
バスラットレオンは前走スタート直後の落馬で疲労はありません。ニュージーランドTの一方的な逃げ切りはスピードと持続力の高さを示しました。問題は2400mという距離で、血統的には何ら問題なさそうですがこればかりはやってみないとわかりません。無欲の大逃げで後続が軽視すれば、前残りのシーンがないとは言えません。
人気の2頭が上位の評価となっている反面、続く人気の有力どころ、ワンダフルタウンとグレートマジシャンの評価が低く、C評価となっています。馬券は人気2頭中心の組み立てとするのが良さそうです。
2021/5/30(日) 東京12R 目黒記念(G2) 芝2500m
1 | ムイトオブリガード | 横山武史 | A’ |
---|---|---|---|
2 | トラストケンシン | 吉田豊 | C |
3 | アドマイヤアルバ | 北村宏司 | C |
4 | サンアップルトン | 柴田善臣 | B |
5 | ウインキートス | 丹内祐次 | B |
6 | アドマイヤポラリス | 吉田隼人 | B |
7 | サトノルークス | 大野拓弥 | C |
8 | ヒートオンビート | 川田将雅 | B |
9 | アイスバブル | 石川裕紀人 | B |
10 | ナムラドノヴァン | 内田博幸 | B |
11 | グロンディオーズ | ルメール | A |
12 | ダンスディライト | 横山典弘 | B |
13 | ディアマンミノル | 松山弘平 | A |
14 | ゴールドギア | 田辺裕信 | B’ |
15 | ミスマンマミーア | 福永祐一 | A’ |
16 | トップウイナー | 和田竜二 | C |
A評価となったのはグロンディオーズ、ディアマンミノルの2頭です。
グロンディオーズは3歳時から好素質を示し菊花賞でも穴人気になった馬で、屈腱炎での長期休養を挟んで昨年の復帰後は順調にステップアップし、前走ダイヤモンドSで重賞初制覇。オーソリティとの叩き合いから最後抜け出した脚に長距離への適性を感じさせました。2500mなら距離に不足はなく、ここを勝って秋はG1戦線へ名乗りを挙げたいところです。
ディアマンミノルはオルフェーヴル産駒らしく徐々に力をつけている晩成型で、今年に入って速い上がりを使えるようになってきました。前走も最速上がりで僅差まで追い込んでおり、外差し傾向の馬場も味方にここも上位食い込みの可能性は十分です。
A’で続くのがムイトオブリガード、ミスマンマミーアの2頭です。人気上位勢は総じてB評価以上となっており、評価の低い人気馬はおらず、波乱となる要素は低いレースです。
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