明日は牡馬クラシックの第一弾、皐月賞が行われます。
無敗だったホープフルS馬ダノンザキッドが弥生賞で3着に敗れ、にわかに混戦模様となった今年のクラシック戦線。前評判は巻き返しを期すダノンザキッドと3戦3勝のエフフォーリアがやや抜けた人気で、2強ムードを呈しています。ただ未対戦の有力馬も多く、2頭に続く上位人気は大混戦といった状況です。本番まで一雨ありそうな空模様も含め、波乱の要素もある一戦となっています。
阪神メインのダート中距離重賞アンタレスSと合わせて、期待回収率の解析結果を見ていきます。
ランク付けは下記の通りです。
「A」 買える馬 (期待回収率90%超)
「A’」 AとBの中間 (同 約85%)
「B」 平均的な馬 (同 約80%)
「B’」 BとCの中間 (同 約75%)
「C」 危険な馬 (同 70%未満)
期待回収率が高い A → A’ → B → B’ → C 期待回収率が低い
2020年の参考実績はこちらの記事をご覧ください。
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2021/4/18(日) 中山11R 皐月賞(G1) 芝2000m
1 | アドマイヤハダル | ルメール | A’ |
---|---|---|---|
2 | ルーパステソーロ | 木幡巧也 | B’ |
3 | ステラヴェローチェ | 吉田隼人 | A’ |
4 | イルーシヴパンサー | 大野拓弥 | B |
5 | ヴィクティファルス | 池添謙一 | B |
6 | ヨーホーレイク | 岩田望来 | B’ |
7 | エフフォーリア | 横山武史 | B |
8 | ダノンザキッド | 川田将雅 | B’ |
9 | ラーゴム | 北村友一 | A’ |
10 | シュヴァリエローズ | 三浦皇成 | C |
11 | ディープモンスター | 戸崎圭太 | B |
12 | ワールドリバイバル | 菱田裕二 | B’ |
13 | タイトルホルダー | 田辺裕信 | C |
14 | アサマノイタズラ | 嶋田純次 | B |
15 | グラティアス | Mデムーロ | B’ |
16 | レッドベルオーブ | 福永祐一 | B |
A評価はおらず、続くA’がアドマイヤハダル、ステラヴェローチェ、ラーゴムの3頭です。
アドマイヤハダルはスイープトウショウの近親にロードカナロアを配された良血馬。コースの似ている阪神2000mで2勝しており、皐月賞との親和性は高そうです。ルメール騎手で1枠1番、ロスのない競馬から上位争いに顔を出す可能性は十分考えられます。
ステラヴェローチェは朝日杯FS2着馬。上がり33秒台の競馬となった共同通信杯は5着に敗れましたが、父がバゴですので上がりの速い競馬は向かず、対して今回の中山2000m、また多少渋りそうな馬場はいかにも合いそうです。巻き返しへの警戒を怠れません。
ラーゴムは4戦して2勝2着2回と大崩れない戦績が魅力です。こちらの父オルフェーブルも中山2000mとの相性は良さそうな血統で、更に母系にフォーティーナイナーが入るのはエポカドード、ラッキーライラックなど成功パターンとして知られており、強調意欲を沸き立たせます。
人気馬の評価はエフフォーリアがB、ダノンザキッドがB’。2強と言われていますが、軸として強く推せるまでには至りません。A評価も不在で、馬券的にはかなり絞りにくいレースという印象です。
2021/4/18(日) 阪神11R アンタレスS(G3) ダ1800m
1 | ケイアイパープル | 藤懸貴志 | A’ |
---|---|---|---|
2 | アルドーレ | 横山典弘 | C |
3 | レピアーウィット | 石橋脩 | C |
4 | テーオーケインズ | 松若風馬 | B |
5 | グリム | 浜中俊 | B’ |
6 | モズアトラクション | 藤岡康太 | A’ |
7 | アナザートゥルース | 藤岡佑介 | B |
8 | ヒストリーメイカー | 内田博幸 | C |
9 | ダノンスプレンダー | 斎藤新 | B’ |
10 | ミヤジコクオウ | 和田竜二 | B’ |
11 | メイショウカズサ | 国分優作 | A’ |
12 | ロードゴラッソ | 岩田康誠 | B |
13 | レーヌブランシュ | 団野大成 | C |
14 | ロードブレス | 幸英明 | A’ |
15 | ケンシンコウ | 丸山元気 | B |
16 | ナムラカメタロー | 石川裕紀人 | B |
こちらもA評価はおらず、A’評価がケイアイパープル、モズアトラクション、メイショウカズサ、ロードブレスの4頭です。どの馬もさほど人気がありませんので、ヒモ穴として注意を配りたい存在です。
マーチS1、2着のレピアーウィット、ヒストリーメイカーが揃ってC評価という波乱含みの評価結果となっています。当然どちらも上位人気が予想される存在ですが、評価からは軸としての推奨は難しいところです。思い切った穴狙いも一考の余地があります。
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