明日はG1昇格5年目となる大阪杯が行われます。
昨年の3冠馬コントレイルの4歳初戦となるこのレース、そこに挑んで来たのは何と短距離女王のグランアレグリアでした。違う路線のトップ同士がぶつかるという非常に興味深い一戦です。この2頭だけでなく、コントレイルに雪辱を期すサリオス、5戦5勝と底を見せていないレイパパレの参戦など、多士済々のメンバー構成となっています。異色の頂上決戦を制するのは果たしてどの馬になるのでしょうか。
それではいつものように、期待回収率の解析結果を見ていきます。
ランク付けは下記の通りです。
「A」 買える馬 (期待回収率90%超)
「A’」 AとBの中間 (同 約85%)
「B」 平均的な馬 (同 約80%)
「B’」 BとCの中間 (同 約75%)
「C」 危険な馬 (同 70%未満)
期待回収率が高い A → A’ → B → B’ → C 期待回収率が低い
2020年の参考実績はこちらの記事をご覧ください。
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2021/4/4(日) 阪神11R 大阪杯(G1) 芝2000m
1 | モズベッロ | 池添謙一 | A’ |
---|---|---|---|
2 | サリオス | 松山弘平 | A |
3 | アーデントリー | 和田竜二 | C |
4 | ブラヴァス | 三浦皇成 | B’ |
5 | ペルシアンナイト | 幸英明 | C |
6 | ワグネリアン | 吉田隼人 | A’ |
7 | コントレイル | 福永祐一 | B |
8 | レイパパレ | 川田将雅 | B |
9 | クレッシェンドラヴ | 内田博幸 | B |
10 | カデナ | 鮫島克駿 | B’ |
11 | ハッピーグリン | 団野大成 | C |
12 | グランアレグリア | ルメール | B |
13 | アドマイヤビルゴ | 岩田望来 | B’ |
A評価となったのはサリオスです。
昨春は2冠ともにコントレイルの後塵を拝しましたが、毎日王冠では古馬を寄せ付けず圧勝。その後のマイルCSは行き脚つかず後方からの競馬となり追い込み届かずと初めて馬券圏外に敗れました。血統的にはマイルがベストの馬とは思えず、距離延長は歓迎材料。姉も5歳秋に本格化した晩成血統で、その成長力でコントレイルへの雪辱を果たす場面も十分です。
A’で続くのがモズベッロ、ワグネリアンの2頭です。注目のコントレイル、グランアレグリアはいずれもBと平均的な評価となっています。また5戦5勝のレイパパレも同じくB評価です。評価の低い人気馬はおらず、上位人気による順当な決着となる可能性が高そうです。
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