明日の高松宮記念から4週連続のG1開催がスタートし、競馬の暦でも本格的な春の幕開けとなります。
高松宮記念にはG1馬7頭が集い、名実ともにスプリントの頂点を決めるに相応しいメンバーとなりました。香港スプリント馬ダノンスマッシュに短距離に矛先を向けてきたレシステンシア、昨年の勝ち馬モズスーパーフレアなど現役の快速馬が勢揃いし、見ごたえある一戦が期待できます。
中山のダートハンデ重賞マーチSとあわせて、期待回収率の解析結果を見ていきます。
ランク付けは下記の通りです。
「A」 買える馬 (期待回収率90%超)
「A’」 AとBの中間 (同 約85%)
「B」 平均的な馬 (同 約80%)
「B’」 BとCの中間 (同 約75%)
「C」 危険な馬 (同 70%未満)
期待回収率が高い A → A’ → B → B’ → C 期待回収率が低い
2020年の参考実績はこちらの記事をご覧ください。
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2021/3/28(日) 中京11R 高松宮記念(G1) 芝1200m
1 | アウィルアウェイ | 吉田隼人 | C |
---|---|---|---|
2 | レッドアンシェル | 池添謙一 | C |
3 | ライトオンキュー | 横山典弘 | B’ |
4 | モズスーパーフレア | 松若風馬 | A’ |
5 | ダイメイフジ | 菱田裕二 | B |
6 | ダノンファンタジー | 藤岡佑介 | B |
7 | アストラエンブレム | 杉原誠人 | C |
8 | エイティーンガール | 酒井学 | C |
9 | インディチャンプ | 福永祐一 | A |
10 | ラウダシオン | Mデムーロ | B |
11 | カツジ | 中井裕二 | A’ |
12 | セイウンコウセイ | 幸英明 | C |
13 | トゥラヴェスーラ | 鮫島克駿 | B |
14 | ダノンスマッシュ | 川田将雅 | B |
15 | マルターズディオサ | 田辺裕信 | A’ |
16 | レシステンシア | 浜中俊 | B’ |
17 | サウンドキアラ | 松山弘平 | B |
18 | ミッキーブリランテ | 和田竜二 | A |
A評価となったのはインディチャンプ、ミッキーブリランテの2頭です。
一昨年のマイル王インディチャンプは初の1200mへの参戦となります。距離への適応が鍵になりそうですが、ここ2走連続で1400mを使うことで、短距離のペースへの適応力は身に付けてきています。前哨戦の緩い流れより本番の厳しいペースのほうが力を発揮できるタイプで、速い馬が揃ったここは展開も向いてきそうです。
ミッキーブリランテはここ2走二桁人気で激走しており、5歳を迎えて充実期に入っているのかもしれません。この馬も初の1200mということもあり今回も人気はあまりなさそうですが、前走もレコードの2着とスピードの裏付けはありますので、注意は配りたいところです。
A’で続くのがモズスーパーフレア、カツジ、マルターズディオサの3頭です。人気を集めそうなレシステンシアはB’と標準よりやや低めの評価となりました。なおC評価となった人気馬はいませんでした。
2021/3/28(日) 中山11R マーチS(G3) ダ1800m
1 | ライトウォーリア | 横山武史 | B’ |
---|---|---|---|
2 | デルマルーヴル | 大野拓弥 | B’ |
3 | レピアーウィット | 石橋脩 | B |
4 | ロードゴラッソ | 菅原明良 | A’ |
5 | スワーヴアラミス | 松田大作 | B |
6 | アメリカンシード | ルメール | B |
7 | マイネルユキツバキ | 柴田大知 | B |
8 | ハヤヤッコ | 三浦皇成 | C |
9 | ダノンファスト | 田中勝春 | C |
10 | テーオーエナジー | 津村明秀 | B’ |
11 | ナムラカメタロー | 石川裕紀人 | B |
12 | ヒストリーメイカー | 内田博幸 | A |
13 | オメガレインボー | 横山和生 | B |
14 | メモリーコウ | 古川吉洋 | B |
15 | シネマソングス | 武藤雅 | C |
16 | ベストタッチダウン | 北村宏司 | A |
A評価となったのはヒストリーメイカー、ベストタッチダウンの2頭です。
ヒストリーメイカーは中央未勝利で転入した金沢競馬で素質が開花、中央再転入後も勝ち星を重ねオープンでも勝ち星を挙げています。昨年暮れの東京大賞典では勝ち馬に0.1差の4着と、G1も見えるところまで着実に力をつけてきています。連勝中のアメリカンシードに立ちはだかる存在としての筆頭候補となるでしょう。
ベストタッチダウンは展開に注文が付き、すんなりの逃げもしくは2番手が希望ですので、大外16番枠は好枠と言えるでしょう。能力は重賞でも通用しておかしくなく、あとは展開が向いてくれるかといったところです。
続くA’となったのがロードゴラッソです。ダート3戦3勝で注目のアメリカンシードはBと平均的な評価となっています。なお人気どころでC評価となったのはハヤヤッコです。
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