今週からいよいよ本格的な春のG1シリーズの幕開けとなり、競馬界が盛り上がりを見せる季節となりました。明日も東西でG1へ向けたステップレースが行われます。
日経賞は伝統ある春の天皇賞の前哨戦です。昨年は本番の2、3着馬がこのレースをステップとしていました。今年もワールドプレミア、カレンブーケドールといった実績馬が名を連ね、今後を占うための重要な一戦となります。
毎日杯は皐月賞のトライアルではないものの、後のG1ホースを多数輩出している出世レースです。今年は少頭数ながら粒ぞろいのメンバーで、ここからG1の頂へ羽ばたく馬がいる可能性も十分ありそう。馬券を離れても、各馬の走りに注目したい一戦です。
それでは両レースの期待回収率の解析結果を見ていきます。
ランク付けは下記の通りです。
「A」 買える馬 (期待回収率90%超)
「A’」 AとBの中間 (同 約85%)
「B」 平均的な馬 (同 約80%)
「B’」 BとCの中間 (同 約75%)
「C」 危険な馬 (同 70%未満)
期待回収率が高い A → A’ → B → B’ → C 期待回収率が低い
2020年の参考実績はこちらの記事をご覧ください。
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2021/3/27(土) 中山11R 日経賞(G2) 芝2500m
1 | ヒュミドール | 吉田豊 | C |
---|---|---|---|
2 | ワールドプレミア | 石橋脩 | B |
3 | アールスター | 長岡禎仁 | B’ |
4 | ウインマリリン | 横山武史 | A’ |
5 | ナイママ | 柴田大知 | B’ |
6 | ウインキートス | 丹内祐次 | A |
7 | カレンブーケドール | 松山弘平 | B |
8 | オセアグレイト | 横山典弘 | B |
9 | ムイトオブリガード | 北村宏司 | B |
10 | ジャコマル | 田中勝春 | B’ |
11 | シークレットラン | 田辺裕信 | B |
12 | ダンビュライト | 松若風馬 | B |
13 | ラストドラフト | 三浦皇成 | B |
14 | ゴーフォザサミット | 丸山元気 | C |
15 | サトノルークス | 大野拓弥 | C |
A評価となったのはウインキートスです。
ここまでずっと条件戦とはいえ馬券を外したのは2回だけ、しかもその2走も4、5着と掲示板には乗っており、非常に安定感の高い馬です。今回はG1馬をはじめこれまでとはさすがに相手は違いますが、好走の期待は十分持てそうです。
A’で続くのがウインマリリンで、牝馬が上位の評価となりました。人気を集めそうな実績馬がB評価に揃っていますので、馬券はこのBまででまとめたいところです。
2021/3/27(土) 阪神11R 毎日杯(G3) 芝1800m
1 | プログノーシス | 藤岡佑介 | B |
---|---|---|---|
2 | ディープリッチ | 藤井勘一郎 | B’ |
3 | レヴェッツァ | 池添謙一 | C |
4 | ルペルカーリア | 福永祐一 | A’ |
5 | ダディーズビビッド | 浜中俊 | B’ |
6 | シャフリヤール | 川田将雅 | B |
7 | グレートマジシャン | ルメール | A’ |
8 | ウエストンバート | 国分優作 | C |
9 | ロジローズ | 団野大成 | B’ |
A評価はおらず、A’評価がルペルカーリア、グレートマジシャンの2頭です。
ルペルカーリアは日米オークス馬シーザリオの産駒で、兄にG1馬3頭がいる良血馬です。父は産駒が今年に入り重賞3勝のモーリスで、晩成だった父の傾向を継いでいるのか、2歳より3歳になって力をつけてくる馬が多い印象です。兄達と同じくクラシックに乗ってこれる器かどうか、注目したい一戦です。
グレートマジシャンも父ディープインパクトに母はドイツの名牝ナイトマジックと負けず劣らずの良血馬。セントポーリア賞はペースも違うとはいえ同じ開催の共同通信杯より1秒以上速い勝ち時計でした。皐月賞はスキップを早々と表明しており、大目標のダービーへ向けた走りに注目が集まります。
人気の一角シャフリヤールはB評価と、ここまで挙げた人気勢が総じて上位の評価となっていますので、堅い決着の可能性が高そうです。
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