【重賞データ公開】 3/6(土)チューリップ賞、オーシャンS

明日土曜日は東西でG1へのステップとなる2重賞が行われます。

西は桜花賞トライアルのチューリップ賞で、阪神JF4着のメイケイエールが中心となりそうです。阪神JF1、2着馬は桜花賞直行となりましたので、桜花賞でのリベンジを期すためには負けられない一戦と言えるでしょう。

東は高松宮記念の前哨戦オーシャンS。近2年はモズスーパーフレア、ダノンスマッシュと後のG1馬が制しており、今後を見据える上で注目度が高まっているレースです。

それでは両レースの期待回収率の解析結果を見ていきます。

ランク付けは下記の通りです。
「A」 買える馬  (期待回収率90%超)
「A’」 AとBの中間 (同 約85%)
「B」 平均的な馬 (同 約80%)
「B’」 BとCの中間 (同 約75%)

「C」 危険な馬  (同 70%未満) 

期待回収率が高い  A → A’ → B → B’ → C 期待回収率が低い

2020年の参考実績はこちらの記事をご覧ください。

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2021/3/6(土) 阪神11R チューリップ賞(G2) 芝1600m

1 メイケイエール 武豊 A’
2 ストゥーティ 松山弘平 A
3 レアシャンパーニュ 幸英明 C
4 シャーレイポピー 福永祐一 C
5 エリザベスタワー 川田将雅 B’
6 エイシンピクセル 団野大成 C
7 タイニーロマンス 内田博幸 A
8 テンハッピーローズ 池添謙一 B
9 シャドウエリス 岩田望来 B
10 マリーナ 岩田康誠 A’
11 バリコノユメ 藤懸貴志 C
12 タガノディアーナ 和田竜二 B




A評価はストゥーティ、タイニーロマンスの2頭です。

ストゥーティは1勝クラスで連続して上位争いしており、メイケイエールを除けば力差はありません。昨年飛躍した松山騎手は今年も好調をキープしていますし、本番の切符圏内は是非とも確保したいところです。

タイニーロマンスはノヴェリスト産駒で、同産駒は切れ味に欠けがちな傾向があるのですが、前回も33秒台の脚を使っていますので、一味違う特性があるのかもしれません。好位で競馬できる安定感は魅力があります。

続くA’が人気のメイケイエールと、マリーナの2頭です。概ね人気上位が評価も上位となっており、波乱の可能性は低そうです。人気馬の中ではシャーレイポピーがC評価となっています。

2021/3/6(土) 中山11R オーシャンS(G3) 芝1200m

1 ナリタスターワン 笹川翼 C
2 アルピニズム ルメール A
3 カレンモエ 北村友一 A’
4 ビアンフェ 藤岡佑介 B
5 アンヴァル 藤岡康太 C
6 ヒロイックアゲン 石橋脩 B’
7 カイザーミノル 横山典弘 A’
8 コントラチェック 丸山元気 B
9 エイティーンガール 大野拓弥 C
10 ヴェスターヴァルト 富田暁 B
11 アストラエンブレム 石川裕紀人 C
12 キングハート 木幡巧也 C
13 アウィルアウェイ 三浦皇成 B
14 アイラブテーラー 横山武史 B
15 ダイメイフジ 田辺裕信 A
16 ラヴィングアンサー 勝浦正樹 C




アルピニズム、ダイメイフジの2頭がA評価となりました。

アルピニズムは芝の短距離に路線を絞ったところ、未勝利からオープンまで一気に駆け上がりました。持ち時計がなく速い時計の決着にやや不安がありますが、何といってもルメール騎手を確保しましたので、不安よりも期待のほうが上回る一戦と言えるでしょう。

ダイメイフジは好走惨敗の差が激しいタイプで、近走成績は当てになりません。中山1200は実績ある舞台ですので、激走への注意を怠らないようにしたいところです。

A’で続くのがカレンモエ、カイザーミノルの2頭です。比較的人気になりそうなところではアンヴァル、アストラエンブレム、ラヴィングアンサーがC評価となっています。上位人気2頭は素直に中心視できますが、相手は少し手広く構えても良さそうです。

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