【重賞データ公開】　2/28（日）中山記念、阪急杯

2月最終週は騎手や調教師の引退ウィーク。今年も名騎手、名調教師が現役に別れを告げます。明日は蛯名騎手がゴーフォザサミットでラストラン、名手の最後の手綱さばきに注目が集まります。

中山記念はG1馬の出走もしばしばあるのですが、今年は大物不在でやや小粒のメンバーとなりました。ここからG1の舞台にのし上がる馬が出てくるのかという視点で見たい一戦です。

阪急杯は高松宮記念の重要ステップ。前日発売ではG1馬3頭が上位人気となっており、実績通りに決まるのか、はたまた上がり馬が出てくるのか、本番も見据えた各馬のレースぶりに注目です。

それでは両レースの期待回収率の解析結果を見ていきます。

ランク付けは下記の通りです。
「A」　買える馬　　（期待回収率90％超）
「A’」　AとBの中間（同　約85％）
「B」　平均的な馬　（同　約80％）
「B’」　BとCの中間（同　約75％）
「C」　危険な馬　　（同　70％未満）

期待回収率が高い　　A　→　A’　→　B　→　B’　→　C　期待回収率が低い

2020年の参考実績はこちらの記事をご覧ください。

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2021/2/28（日）　中山11R　中山記念（G2）　芝1800m

A評価はトーセンスーリヤ、ケイデンスコール、クラージュゲリエ、マイネルハニーの4頭です。

トーセンスーリヤは昨年、新潟大賞典を制した後、宝塚記念、札幌記念とG1馬を相手に健闘の走り。このメンバーなら大威張りできる実績です。枠もうまく立ち回れそうないいところを引き、半年の休み明けですが通常の状態なら好勝負になるでしょう。

ケイデンスコールは前走京都金杯が不振を吹き飛ばす快走でした。3歳時の実績からすればこの位走っても驚きはないのですが、状態が戻っているのかもしれません。ほとんど実績のない右回りとなりますが、好調さを活かしたいところです。

クラージュゲリエは皐月賞5着、ダービーでも6着と、同世代でそれなりに上位級の能力を示しました。長い休養を挟んでのここ2戦は格好をつける走りで、ブランク明け4戦目で持てる能力全開と行きたいところです。

マイネルハニーはさすがに最近は年齢を感じる走りですが、中山の中距離は得意の舞台であり、スムーズに先行して往年の粘りを見せたいところです。

続くA’はウインイクシード1頭。B評価のヒシイグアスあたりまでで馬券はまとめたいところです。評価の低い人気馬はフランツ、バビットです。

2021/2/28（日）　阪神11R　阪急杯（G3）　芝1400m