3日間開催の最終日は中山で3歳牝馬によるマイル重賞フェアリーSが行われます。
ここを制した馬から後のG1馬はまだ出ていませんが、昨年のスマイルカナは桜花賞で3着となっており、クラシックとは無関係とも言えません。これまでの傾向を覆す大物が潜んでいるのか、レース内容を見極めたい一戦です。
それでは期待回収率の解析結果を見ていきます。
ランク付けは下記の通りです。
「A」 買える馬 （期待回収率90％超）
「A’」 AとBの中間 （同 約85％）
「B」 平均的な馬 （同 約80％）
「B’」 BとCの中間 （同 約75％）
「C」 危険な馬 （同 70％未満）
期待回収率が高い A → A’ → B → B’ → C 期待回収率が低い
2020年の参考実績はこちらの記事をご覧ください。
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2021/1/11（月） 中山11R フェアリーS（G3） 芝1600m
| 1 | ベッラノーヴァ | 丸山元気 | A |
|---|---|---|---|
| 2 | プリティインピンク | 山田敬士 | C |
| 3 | アトミックフレア | 酒井学 | A’ |
| 4 | ニシノエルサ | 勝浦正樹 | C |
| 5 | クールキャット | 津村明秀 | A’ |
| 6 | ネクストストーリー | 杉原誠人 | B’ |
| 7 | タイニーロマンス | 内田博幸 | B |
| 8 | テンハッピーローズ | 福永祐一 | B’ |
| 9 | ファインルージュ | ルメール | A |
| 10 | シャドウファックス | 大野拓弥 | B’ |
| 11 | オプティミスモ | 藤井勘一郎 | B’ |
| 12 | ラストリージョ | 柴田大知 | C |
| 13 | カラパタール | 横山武史 | A’ |
| 14 | ビップエレナ | 菊沢一樹 | C |
| 15 | ホウオウイクセル | 丸田恭介 | B |
| 16 | グロリユーノワール | 野中悠太郎 | C |
A評価となったのはベッラノーヴァ、ファインルージュです。
ベッラノーヴァは昨秋の新馬戦を勝ったばかりですが、手応え十分に外から突き抜けた内容は能力の高さを感じさせるものでした。母母ベッラレイアはオークス2着などの活躍馬。母もオークス出走馬で、3代続けてのクラシック挑戦のためにはここで賞金を積みたいところです。
ファインルージュも昨秋の府中で未勝利戦を勝ち上がっての重賞挑戦となります。スピード豊かなタイプですが、それを終いに活かす競馬が出来ており、マイルなら距離は持ちそうです。名手ルメールなら持ち味を十分に発揮させてくれるでしょう。
A’で続くのがアトミックフレア、クールキャット、カラパタールの3頭です。人気のテンハッピーローズはB’ですが、大きく評価を落とすほどではありません。C評価の人気馬もおりませんので、ある程度人気の馬での決着となりそうな解析結果となっています。
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