【重賞データ公開】 12/27(日)有馬記念

明日はいよいよ今年1年を締めくくるグランプリ、有馬記念です。

今年は3頭の3冠馬が出走したジャパンCに強力メンバーが集まり、有馬記念はやや手薄となるかと思われましたが、それでも最終的には8頭のG1馬が揃い、年末の大一番に十分見合う好メンバーの一戦と言えるでしょう。

人気は上半期の古馬G1を制したフィエールマン、クロノジェネシス、ラッキーライラックの3頭が中心です。続くのがG1は未勝利でもジャパンCで上位3頭に肉薄したカレンブーケドール、長休明けを叩いて良化が見込めるワールドプレミア、上昇度が魅力の3歳馬オーソリティらです。

伏兵も一発ありそうなメンバーばかりで馬券の検討にも熱が入るところですが、期待回収率の解析結果はどのようになっているのでしょうか、見ていきましょう。

ランク付けは下記の通りです。
「A」 買える馬  (期待回収率90%超)
「A’」 AとBの中間 (同 約85%)
「B」 平均的な馬 (同 約80%)
「B’」 BとCの中間 (同 約75%)

「C」 危険な馬  (同 70%未満) 

期待回収率が高い  A → A’ → B → B’ → C 期待回収率が低い

2019年の参考実績はこちらの記事をご覧ください。

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2020/12/27(日) 中山11R 有馬記念(G1) 芝2500m

1 バビット 内田博幸 B’
2 ブラストワンピース 横山武史 A’
3 クレッシェンドラヴ 坂井瑠星 A
4 ラヴズオンリーユー Mデムーロ B’
5 ワールドプレミア 武豊 C
6 キセキ 浜中俊 C
7 ラッキーライラック 福永祐一 A’
8 ペルシアンナイト 大野拓弥 C
9 クロノジェネシス 北村友一 B
10 カレンブーケドール 池添謙一 B
11 モズベッロ 田辺裕信 B
12 オーソリティ 川田将雅 B
13 フィエールマン ルメール B
14 サラキア 松山弘平 B
15 オセアグレイト 横山典弘 B
16 ユーキャンスマイル 岩田康誠 C




A評価となったのは人気薄のクレッシェンドラヴです。

前走ジャパンCは大敗でしたが、上がりのかかる競馬が得意のこの馬には適性外のレースでした。さすがに全く人気はありませんが、今の時計のかかる中山2500はいかにもピッタリで、好枠の内枠を引き、前が入れ替わり立ち替わりになるような展開になれば浮上の余地がないとは言えません。大穴として少しだけマークしておくのも悪くないでしょう。

A’で続くのがブラストワンピース、ラッキーライラックの2頭です。ブラストワンピースも時計のかかる馬場が得意ですので、ここまで人気落ちなら近走度外視で狙ってみたいです。ラッキーライラックは父系からも中山は合いそうな印象があり、同期アーモンドアイに続きラストランの花道を飾るシーンもありそうです。

人気のクロノジェネシス、フィエールマンはいずれもBと標準的な評価。実績も上位で当然勝ち負けに絡んでくる可能性は高そうです。有力どころで評価が低いのはワールドプレミア、キセキです。

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