【重賞データ公開】　12/13（土）阪神ジュベナイルF、カペラS

明日は2歳牝馬女王決定戦、阪神ジュベナイルフィリーズが行われます。

人気の中心は重賞2連勝を含み、ここまで3戦3勝のソダシとなっています。母母シラユキヒメはサンデーサイレンス産駒の白毛馬として注目を集めましたが、そこから約20年でついにG1を狙える馬を輩出したことになります。同じく3戦3勝のメイケイエールも同じ牝系で、一族による上位独占なるかに注目が集まります。

中山のダート短距離重賞カペラSとあわせて、期待回収率の解析結果を見ていきましょう。

ランク付けは下記の通りです。
「A」　買える馬　　（期待回収率90％超）
「A’」　AとBの中間 （同　約85％）
「B」　平均的な馬　（同　約80％）
「B’」　BとCの中間 （同　約75％）
「C」　危険な馬　　（同　70％未満） 

期待回収率が高い　　A　→　A’　→　B　→　B’　→　C　期待回収率が低い

2019年の参考実績はこちらの記事をご覧ください。

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2020/12/13（日）　阪神11R　阪神ジュベナイルフィリーズ（G1）　芝1600m

A評価となったのはソダシ、インフィナイトの２頭です。

ソダシは札幌2歳S、アルテミスSと重賞2連勝中で、白毛馬初のG1制覇に挑みます。小回りの札幌1800、直線の長い府中1600と全く異なる舞台での連勝は総合力の高さを示すものです。レースぶりにそつがないため、軸として最も信頼できそうな存在です。

インフィナイトは牡馬相手のサウジアラビアロイヤルCで2着ならまずは及第点の走りでしょう。これまでの2戦ともに不良馬場ですが、良馬場で上積みできる可能性はあります。好調の新種牡馬モーリス産駒、初のタイトルゲットとなるでしょうか、

A’で続くのがサルビア、メイケイエールです。人気上位が総じて評価面でも上位となっており、波乱の可能性は小さそうです。

2020/12/13（日）　中山11R　カペラS（G3）　ダ1200m

A評価はテーオージーニアス、ジャスティンの2頭です。

テーオージーニアスは昨年のこのレース2着馬で、1200ｍのオープン級では大崩れのない走りを見せています。ここは逃げ馬が揃い、この馬に展開は向きそうで、一気の差し切りまで期待できます。

ジャスティンは前走JBCスプリントは1番人気に推されたものの、やや出負けしたのが響いての8着。好走の条件はスタートから流れに乗れるかどうかで、自分の競馬ができればこれまでの実績からも当然勝ち負け候補です。

A’で続くのがJBCスプリントを制した地方馬サブノジュニア。ここまでを軸候補としたいところです。

注目の上がり馬ダンシングプリンスはB’と、予測回収率からはやや心許ない評価です。他の人気どころではシュウジがC評価となっています。

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